ビームライフルは光線兵器の代名詞か?
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid_1325549/detail?rd
はて? 携帯式光線兵器一般のことを「ビームライフル」と呼称する作品が、ガンダム以外にあっただろうか?
それとも、最初のうちはガンダムと名指しで書いていた記事が、何らかの理由でガンダムの名前を使えなくなったか?
と思ってググってみたら、ビームライフルは国体の正式種目らしい。
http://home.interlink.or.jp/~santos-k/beam/
ははぁ。他の射撃種目よりも弾着位置が周囲の環境に左右されないので楽そうですな。
閑話休題。
日本語ではガンダムか国体競技のページしか引っかからないので、英語でググってみる。
すると、Star Wars Galaxies(Star WarsのMMO)やHALO2の兵装の一種としてBeam Rifleが存在することが判った。
とはいえ、それらBeam Rifleは、やはり小銃程度の大きさのものであることに変わりはなく(ライフルなんだから当たり前である)、携帯光線兵器一般の名称としてビームライフルを使用するのは、少々どころかかなり無理があるのではないだろうか。例えば、Star Warsで小銃程度の大きさの銃を扱っていたのはストームトルーパーくらいなもので、ハンソロが使っていたものは明らかに「拳銃」だった。
ビームガン、レーザーガン、ブラスター、レイガン辺りが無難な表現ではないか。日本語として馴染みが薄いというのならば、光線銃でよかろう。
最初のリンク先は、明示的にネタ元を示していないが、おそらくHotWiredの以下の記事を参考にしているであろうことは間違いない(記事中のコメントが引用されているし)。
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050714301.html
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050715302.html
この記事を読むと、ここで話題にされている兵器はブラスターと呼ぶのが一番しっくり来るのではないかと感じる。
必ずしもレーザーやレイ(=光線)を使うわけでもないし、また、必ずしもビーム(収束した光線もしくは粒子流)を使うわけでもない。中には電波を使うものさえあるのだ。
HotWiredで「指向性エネルギー兵器」としているのは、まさにそう呼ぶ以外に同一カテゴリーに納められないからなのである。
一つ問題があるのは、ブラスターという名前のコンピュータウィルスがあるので、誤解を招きやすくなってしまっているという点である(Sound Blasterなんて製品もあるし)。
また、実用化された指向性エネルギー兵器の見た目は、これまで我々が親しんできた映像作品に登場するものとは似ても似つかないものになる可能性が高い。個人携帯用ならば形は現行の銃器に近いものになるだろうが、射線が可視化されている必然性は何もないからである(射線が周囲の環境にほとんど影響されないので、弾着位置さえ判ればそれで事足りる)。
まぁ、銃器に関する知識を持ち合わせない人間にとっては、まさにどうでも良い話だろう。
これは、日本において光線兵器を携帯武装として頻繁に用いるメジャー作品がガンダムであったということから発した不幸の一例だろう。
はて? 携帯式光線兵器一般のことを「ビームライフル」と呼称する作品が、ガンダム以外にあっただろうか?
それとも、最初のうちはガンダムと名指しで書いていた記事が、何らかの理由でガンダムの名前を使えなくなったか?
と思ってググってみたら、ビームライフルは国体の正式種目らしい。
http://home.interlink.or.jp/~santos-k/beam/
ははぁ。他の射撃種目よりも弾着位置が周囲の環境に左右されないので楽そうですな。
閑話休題。
日本語ではガンダムか国体競技のページしか引っかからないので、英語でググってみる。
すると、Star Wars Galaxies(Star WarsのMMO)やHALO2の兵装の一種としてBeam Rifleが存在することが判った。
とはいえ、それらBeam Rifleは、やはり小銃程度の大きさのものであることに変わりはなく(ライフルなんだから当たり前である)、携帯光線兵器一般の名称としてビームライフルを使用するのは、少々どころかかなり無理があるのではないだろうか。例えば、Star Warsで小銃程度の大きさの銃を扱っていたのはストームトルーパーくらいなもので、ハンソロが使っていたものは明らかに「拳銃」だった。
ビームガン、レーザーガン、ブラスター、レイガン辺りが無難な表現ではないか。日本語として馴染みが薄いというのならば、光線銃でよかろう。
最初のリンク先は、明示的にネタ元を示していないが、おそらくHotWiredの以下の記事を参考にしているであろうことは間違いない(記事中のコメントが引用されているし)。
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050714301.html
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050715302.html
この記事を読むと、ここで話題にされている兵器はブラスターと呼ぶのが一番しっくり来るのではないかと感じる。
必ずしもレーザーやレイ(=光線)を使うわけでもないし、また、必ずしもビーム(収束した光線もしくは粒子流)を使うわけでもない。中には電波を使うものさえあるのだ。
HotWiredで「指向性エネルギー兵器」としているのは、まさにそう呼ぶ以外に同一カテゴリーに納められないからなのである。
一つ問題があるのは、ブラスターという名前のコンピュータウィルスがあるので、誤解を招きやすくなってしまっているという点である(Sound Blasterなんて製品もあるし)。
また、実用化された指向性エネルギー兵器の見た目は、これまで我々が親しんできた映像作品に登場するものとは似ても似つかないものになる可能性が高い。個人携帯用ならば形は現行の銃器に近いものになるだろうが、射線が可視化されている必然性は何もないからである(射線が周囲の環境にほとんど影響されないので、弾着位置さえ判ればそれで事足りる)。
まぁ、銃器に関する知識を持ち合わせない人間にとっては、まさにどうでも良い話だろう。
これは、日本において光線兵器を携帯武装として頻繁に用いるメジャー作品がガンダムであったということから発した不幸の一例だろう。
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