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r-fukai's Diary ausf blogger

日曜日, 1月 15, 2006

MacBook Proってダサい

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20094405,00.htm
最近は貧乏なので(その割には昔より忙しくなっている。貧乏暇なしとはこのことか)、私にはあまり縁のない話であったIntel搭載Macの話題であるが、ノートの新名称「MacBook Pro」に関しては、またえらくダサい名前をつけたものだと感じていた。職場にいる他のMacユーザも同様の感想を漏らしているし、知人のMacユーザもそうであったので、日本人の感覚ではMacBookという名称は「ダサい」という評価になるようだ。
上であげたURLの記事によると、英語圏でもやはりこれはダサいという評価がされているようだ。
そもそも、PowerBookという名称は、MacintoshのCPUにPowerPCが採用される前から使われている(初代PowerBookであるPowerBook100のCPUは68000だ)し、PowerPCが採用されるまでしばらくの間は68030や68LC040が使われていたのだ(PowerPCが搭載されたPowerBookは、名称の最後につくモデルナンバーが三桁から四桁に増えた)。よって、PowerBookのPowerはPowerPCとは無関係なのだ。この点についてだけは元記事には誤りがあるといっていい。
デスクトップに関しては、PowerPC採用と同時にPower Macintoshという名称に変更したので、Intel CPUを採用と同時に名称を変更することに妥当性がある。しかし、PowerBookにはそれはないのだ。
もちろん、妥当性云々などという話は、Appleには何の関係もないことで、自分の会社の出す製品にどのような名前をつけようが、それはAppleの勝手であることは言うまでもない。
だから、我々ユーザも妥当性云々などという観点でこの件を見るのはやめて、純粋に格好いいかダサいかで語ればいいのである。
誰がなんと言おうと、MacBook Proなんて名前はダサい。願わくば、QuadraやCentrisのように、いつの間にか消え去る名称でありますように。