パイの拡大
無業者の増大を、大人の無責任に帰結させるという論がある。つまりは、現状と将来に対する説明をきちんと子供たちにしていないと。確かにうなづけるものはある。だが本当にそうなのだろうか。
私は、今も昔も大人の無責任さ加減はあまり変わらないと思う。
では何が違うのか。それはパイの拡大とその見込みだ。
昔は、経済のパイは拡大しているか、とある原因によって一時的に停滞しているけれども将来的には拡大すると信じることができた。その右肩上がりの構造が、さまざまな矛盾を飲み込んでくれていたのだと思う。
だが、21世紀がやってきて、信じられていた薔薇色の未来は幻だったことが判り、経済のパイはこれ以上大きくならないどころか、追いついてきた途上国によって縮小させられかねない気配さえ見えている。
よって、パイの拡大によって誤魔化されていたさまざまな矛盾が一気に噴出しているのが現状なのではないか。
私は、今も昔も大人の無責任さ加減はあまり変わらないと思う。
では何が違うのか。それはパイの拡大とその見込みだ。
昔は、経済のパイは拡大しているか、とある原因によって一時的に停滞しているけれども将来的には拡大すると信じることができた。その右肩上がりの構造が、さまざまな矛盾を飲み込んでくれていたのだと思う。
だが、21世紀がやってきて、信じられていた薔薇色の未来は幻だったことが判り、経済のパイはこれ以上大きくならないどころか、追いついてきた途上国によって縮小させられかねない気配さえ見えている。
よって、パイの拡大によって誤魔化されていたさまざまな矛盾が一気に噴出しているのが現状なのではないか。
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