.comment-link {margin-left:.6em;}

r-fukai's Diary ausf blogger

金曜日, 12月 17, 2004

NIGHT AQUA MUSIUM

会社の近くにあるサンクス(サークルKサンクスになっても店名は変えないらしい)で、最後の一つだったので買ってみた。そしたら一番要らないイルカだった(私は甲殻類フェチなので、ミジンコとかが欲しいのだ)。
しかも、スイッチをONまできちんとずらすとLEDが点灯せず、ONとOFFの中間の半端な位置に持っていかないと点かない不良品というおまけつきだ。
ちょうど、これまたコンビニからは一日で消え去ってしまった京商のFerrariミニカー(おもちゃ工場でパートのおばちゃんがやるような、ホイールへのタイヤの組み付けと、本体のねじ止めを買ってきた人間がやるという、キットと呼ぶには少々憚られる代物)についてきた極小プラスドライバーが手元にあったので、裏のねじを外して中身を見てみると、なんのことはない、回路の位置を保持するために結構重要な役割を果たしているであろう電池からの金属板と抵抗を結ぶ半田付けがいい加減で(典型的なてんぷら半田だと思われる)、その部分がぐらぐらになっているために接点の機械的強度を維持できないことが原因だった。こんなのでも電気的には繋がっているのが不思議(抵抗とかすごいことになっていそうだが)。
というわけで、そのいい加減な半田が取れてしまわないように加減しながら金属板をいじくり回し、なんとか安定させることに成功し、めでたくスイッチを入れればきちんと点灯するように出来たのである。なぜ半田が取れてしまわないように加減しなければならないかといえば、私が半田ごてを所持していないからである。こんなののために半田ごてまで買うのは流石に避けたい。
しかし、こんな初歩的な不良品が出回っているとは、塗りの方では徹底的な品質管理を行なっているであろう海洋堂も、専門外である電子回路の半田付けのクオリティコントロールまでは手が回らないと見える。