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r-fukai's Diary ausf blogger

金曜日, 3月 25, 2005

DRM=コピー不可でいいのか?

http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0503/23/news103.html
ここで言われている「セキュア」が一体どういうものなのか、記事中ではまったく説明されていないので、その内容を窺い知ることはできないけれども、日本におけるDRMはすなわち「ほぼ」コピー不可であることは、地上デジタル放送に掛けられようとしているコピーワンスからも容易に予測できる。
http://www.geocities.co.jp/Playtown/2080/
ここの3/23~3/24(そのうち過去ログに移動するだろう)で主張されているように、コピー制限は、ユーザの使い勝手に与える影響が大きすぎる。
この手の権利団体の人間は、二言目には無劣化のコピーを取り上げるわけだが、例えば、PSPやプレイやん用の小さくて高圧縮の画像へのコピーはどうなのか。現状のコピー制限技術では、このようなコピーまでも十把一絡げに制限してしまっている。
そういうデータも売りたいという欲求は、わからないでもない。しかし、デジタル以前に、レコードと平行して小規模ながらテープでも曲が売られていたが、テープへのコピーは制限されていなかったし、制限することでより収益が得られると考える人間も居なかったわけだ(もしかすると居たのかもしれないが、少なくとも多数派ではなかったのだろう)。
技術が進歩することで、ユーザがどんどん不自由になっていく。こうやって未来のビジョンを暗くすることが、娯楽産業の人間のするべきことなのか、一度よく考えてみるべきだと思う。