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r-fukai's Diary ausf blogger

水曜日, 9月 20, 2006

全てのタバコが自動販売機で売られているとでも?

http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20060916#p1
タバコの件に関しては、タイトルが全て。それ以上に言うことなど何もありはしない。
蛇足を承知であえて言うなら、そういう心配は店員と対面で販売する際にもID確認を要求され、確認ができなければ物理的に販売が不能になるようなシステムが導入されてからするのが筋というものではないか。
逆に、自動販売機が存在することによって、それ以前よりも未成年がタバコを入手するための各種障壁が低くなってしまっていたという状況がここに来てようやく是正されたのだとも言える(推進派の言い分そのままだが)。
キセルに関しても、自動改札システムは、そもそも切符や定期券といったシステムが持っていた不備が是正されただけである。自動改札システムに、たとえば書店やCDショップに導入されている万引き防止システムと何か違いがあるのだろうか(万引き防止システムは穴が多すぎて比較対象として不適当かも知れないが、不法行為による経済的損失を機械で防止するという本質は同じだろう)。
そもそも、短期的にみて、経済的な損失を相手に与える窃盗と同列のキセル行為と、法律で禁じられているだけで特に目に見える損失が生じない未成年の喫煙(ここでは長期的な損失は問題にしない)を同列に並べるというのがおかしい、と私は考える。
リンク先の筆者は、運転手の呼気にある程度以上のアルコールが含まれていたら動作しない自動車の登場や、NHK放送波がスクランブル化されることにも同様の危惧を抱くのだろうか?(念のために言っておくが、私がこの二項を全面的に支持していることを示しているわけではない)

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