.comment-link {margin-left:.6em;}

r-fukai's Diary ausf blogger

月曜日, 12月 10, 2007

テレビ・ゲーム・菓子類禁止の家

http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2007/1204/158943.htm
子供時代に子供の娯楽の王様であるテレビ・ゲーム・菓子を禁止していた場合にどのような影響が出るか、という話。
私は特にこれらを制限はされていなかったようには記憶していない(小学生未満の頃は、コーラを飲むのは禁止されていた覚えがあるし、甘いものは特別の時にしか食べられなかったかも知れない)。
テレビは食事の時間にも点いていたし、親父が野球中継やニュースを見ていなければ自由にチャンネルを変えられた。さすがに22時以降の番組を観ることはできなかったと思うが、それは単に早く寝るだけの話である(それでも、小学四年くらいに欲しいとも言わなかったオーディオコンポをいきなり与えられたので、TBSの深夜放送でスネークマンショウとかを聞く嫌な小学生になってしまった)。
ファミコンを自分で持ったのは高校を卒業してからで(確か受験が終わった後に買いに行った)、それはすでにPC-8801を買い与えられていたから(つってもずっと貯金していたお年玉を使ったはずだが)だと思う。そもそも中学時代まではファミコン自体が存在しなかった。
ファミコン以前のゲーム機も、自作っぽい雰囲気のテニスゲーム(ブロック崩しみたいにパドルで操作するもの)や、LEDのインベーダーゲーム、そして大流行したゲーム&ウォッチも、子供が自由になる範囲で(つまりはクリスマスや誕生日などで)入手できていた。そもそも母親がゲーム&ウォッチなどにはまる時にははまる人で、夕食の時間が遅くなってひもじい思いをしたことも何度かある。
菓子が禁止ってのは良く判らんのだけど、小遣いも与えないという話なのだろうか。それとも、用途を申告してその都度支給されるとか。そうでもなければ、いくらでも外での買い食いなどが可能になるわけで、菓子の禁止などほとんど無意味だと思われる。
それでも、父親が週に最低二冊は本を読む人で、公立の図書館にほぼ毎週通っていて、活字の本も、おもちゃやゲームやマンガよりは自由に買い与えられていたので、活字の本は平均よりはかなり読む人間に育った(マンガを読む量も半端でなく多いが)。
オタクには育ったが、風呂に入らず外出することもないし、一般的に迷惑だと考えられている行為はほとんどしない(常習なのはバイクの駐車違反くらいか)。定職に就き、自分の力で日々の糧を得ている。まぁ真っ当な人間の部類に入ると自分では思う。
私には天邪鬼なところがあると自分で思うので、もし、そのような制限を課せられたとしたら、思い切り反発していただろう。グレはしなかったと思うが、親との関係は今よりもずっと冷たいものになっていただろう。
そういう私の性格を上手く見抜いて、両親はある程度私に好き勝手させておいたのかも知れない。
結論としては、ある程度の制限は当然必要だと思うが、完全な制限に利があるとはあまり思えない。それは単なる親の趣味の押し付けなんじゃないだろうか。

ラベル: , , ,