PismoのHDDを交換した
去年の夏辺りから動作が怪しくなってきたPismoのHDDがとうとう壊れる寸前の挙動を示したため、新しい2.5"HDDとFirewireで接続可能な外付けキットを買ってくる。4200rpmとはいえ流体軸受け80Gで15000円弱、キットは5000円弱と、昔に比べればずいぶん安くなったものである。
ちなみに怪しい動作というのがどういうものかといえば、長時間(一日程度)動作させておくと回転が止まってしまい、電源を入れなおすまで無反応になるというものだ。どうも原因は熱らしい。Pismoの熱センサはHDDを考慮に入れていないらしく、CPUをぶん回していると5分ほどで回りだすファンも、HDDが加熱しても全く回ってくれない。
Pismoの内蔵HDDを流体軸受けにしてほぼ無音で運用できるようになってからというもの、無停止で運用するのが普通になってしまったので、寿命なのだろう。
で、Tigerを入れた翌日あたりの気温が高かったせいか、外出から帰ってきたらHDDが停止していた。とは言え、そこまではこれまでに何度も経験したことなので、あわてず騒がす電源を落とし、しばらく冷ましてから再起動を掛けるも起動しない。あわててインストールDVDで起動してDisk First Aidを掛けると、OSの入ったパーティションが壊れている。あわてず騒がず修復を掛けるも、何度やっても修復に失敗する。だめ元で起動ディスクを壊れたパーティションに指定すると、何故か起動するので、とりあえずネットワーク越しにデスクトップにHDDの内容をバックアップするが、コピーに死ぬほど時間が掛かるわFinderは管理者権限のパスワードを要求するくせに途中で「権限が足りない」と言ってコピーを中断するわでさっぱり進まないので、外付けキットも買わざるを得ないと決断した。
Pismoの内部アクセスはごく簡単で、キーボードを外してシールドのねじを外してやれば、後は取付金具ごとHDDを引きずり出せる。取付金具にHDDを固定しているのがTorxネジだが、Torxネジ用のねじ回しを持っているのは中身をいじるMacユーザとしては当然なのであわてる必要はない。
というわけで、取り外した壊れかけのHDDをキットの基盤に挿し込み、新しく買ってきたHDDを取付金具に固定してPismoに押し込み、放熱板のネジを締めてキーボードを取り付け、交換作業は完了。所要時間は30分も掛かっていないだろう。
とりあえずインストールDVDから起動して新しいHDDのパーティションを切る。で、最近のディスクユーティリティにはHDDパーティションの丸ごとコピーという便利な機能がついているので、いつもはiPodを接続しているFirewireケーブルに外付けHDDを接続してコピーを試みる。
んが、やはり壊れているOSのパーティションは途中でコピーに失敗、ためしにそこから起動してみてもやはり起動しない。しょうがないので、インストールDVDから再び起動して、上書きインストールを試みる。何故にここまで以前のOSに拘るかと言えば、各種ドライバの類をもう一度インストールするのが面倒なのはともかくとしても、ユーザディレクトリが同じパーティションに作られてしまってMailなどのデータ(受信したメールも含まれる)がそこに格納されてしまうからである。アプリケーションとOSが不可分になりつつあるのはOS9時代から見て明らかに後退だと思うのだが、誰も不満に思っていないのだろうか?
んで、上書きインストールには成功して、無事に起動するが、どうも設定の類は綺麗さっぱり忘れているようだ。しょうがないので、ユーザの下のディレクトリ(Libraryとか)をまずはコピーしてみることにする。流石にFirewireでつながっているとコピーも速い。「ファイルが使用中だ」と言われて終了してしまうことはあったが、小分けにしてコピーすることで回避した。
ユーザディレクトリ下のファイルコピーが上手くいったので調子に乗って、今度はOS本体のLibraryなどもコピーしてみる。こちらも何事もなく終了したので再起動。何の問題もなく起動する。
やっと安心して時計を見ると午前2時を回っている。このまま起きていると明日に差し支える(もう充分差し支えるのだが)ので、一番大きいデータ用パーティションをディスクユーティリティでコピー開始して寝ることにする。どちらも流体軸受けなのでアクセス音以外は静かなもので、寝るのに何の問題もない。
朝起きてみると、瀕死のディスクが熱で死んでいてコピーが途中で止まっている。アクセス中に触るとかなり熱かったので、止まるのも致し方なし。深夜のうちに停止したらしく現在は冷えていたので、Firewireケーブルを引っこ抜き、すぐさま挿す(デスクトップ上には他のパーティションのアイコンが表示されていたが、アンマウントしてもFinderがフリーズするだけなので)。
何事もなくマウントされたので、再びディスクユーティリティにコピーを命じ、朝の支度。支度が終わってPismoの画面を見ると完了していた。なんじゃそら。
とまあこんな顛末で、ようやっともとの環境に戻すことができたわけである(Mailとシイラくらいしか使っていないので本当に元に戻っているかどうかは判らないが)。
長い割には内容がないね。
ちなみに怪しい動作というのがどういうものかといえば、長時間(一日程度)動作させておくと回転が止まってしまい、電源を入れなおすまで無反応になるというものだ。どうも原因は熱らしい。Pismoの熱センサはHDDを考慮に入れていないらしく、CPUをぶん回していると5分ほどで回りだすファンも、HDDが加熱しても全く回ってくれない。
Pismoの内蔵HDDを流体軸受けにしてほぼ無音で運用できるようになってからというもの、無停止で運用するのが普通になってしまったので、寿命なのだろう。
で、Tigerを入れた翌日あたりの気温が高かったせいか、外出から帰ってきたらHDDが停止していた。とは言え、そこまではこれまでに何度も経験したことなので、あわてず騒がす電源を落とし、しばらく冷ましてから再起動を掛けるも起動しない。あわててインストールDVDで起動してDisk First Aidを掛けると、OSの入ったパーティションが壊れている。あわてず騒がず修復を掛けるも、何度やっても修復に失敗する。だめ元で起動ディスクを壊れたパーティションに指定すると、何故か起動するので、とりあえずネットワーク越しにデスクトップにHDDの内容をバックアップするが、コピーに死ぬほど時間が掛かるわFinderは管理者権限のパスワードを要求するくせに途中で「権限が足りない」と言ってコピーを中断するわでさっぱり進まないので、外付けキットも買わざるを得ないと決断した。
Pismoの内部アクセスはごく簡単で、キーボードを外してシールドのねじを外してやれば、後は取付金具ごとHDDを引きずり出せる。取付金具にHDDを固定しているのがTorxネジだが、Torxネジ用のねじ回しを持っているのは中身をいじるMacユーザとしては当然なのであわてる必要はない。
というわけで、取り外した壊れかけのHDDをキットの基盤に挿し込み、新しく買ってきたHDDを取付金具に固定してPismoに押し込み、放熱板のネジを締めてキーボードを取り付け、交換作業は完了。所要時間は30分も掛かっていないだろう。
とりあえずインストールDVDから起動して新しいHDDのパーティションを切る。で、最近のディスクユーティリティにはHDDパーティションの丸ごとコピーという便利な機能がついているので、いつもはiPodを接続しているFirewireケーブルに外付けHDDを接続してコピーを試みる。
んが、やはり壊れているOSのパーティションは途中でコピーに失敗、ためしにそこから起動してみてもやはり起動しない。しょうがないので、インストールDVDから再び起動して、上書きインストールを試みる。何故にここまで以前のOSに拘るかと言えば、各種ドライバの類をもう一度インストールするのが面倒なのはともかくとしても、ユーザディレクトリが同じパーティションに作られてしまってMailなどのデータ(受信したメールも含まれる)がそこに格納されてしまうからである。アプリケーションとOSが不可分になりつつあるのはOS9時代から見て明らかに後退だと思うのだが、誰も不満に思っていないのだろうか?
んで、上書きインストールには成功して、無事に起動するが、どうも設定の類は綺麗さっぱり忘れているようだ。しょうがないので、ユーザの下のディレクトリ(Libraryとか)をまずはコピーしてみることにする。流石にFirewireでつながっているとコピーも速い。「ファイルが使用中だ」と言われて終了してしまうことはあったが、小分けにしてコピーすることで回避した。
ユーザディレクトリ下のファイルコピーが上手くいったので調子に乗って、今度はOS本体のLibraryなどもコピーしてみる。こちらも何事もなく終了したので再起動。何の問題もなく起動する。
やっと安心して時計を見ると午前2時を回っている。このまま起きていると明日に差し支える(もう充分差し支えるのだが)ので、一番大きいデータ用パーティションをディスクユーティリティでコピー開始して寝ることにする。どちらも流体軸受けなのでアクセス音以外は静かなもので、寝るのに何の問題もない。
朝起きてみると、瀕死のディスクが熱で死んでいてコピーが途中で止まっている。アクセス中に触るとかなり熱かったので、止まるのも致し方なし。深夜のうちに停止したらしく現在は冷えていたので、Firewireケーブルを引っこ抜き、すぐさま挿す(デスクトップ上には他のパーティションのアイコンが表示されていたが、アンマウントしてもFinderがフリーズするだけなので)。
何事もなくマウントされたので、再びディスクユーティリティにコピーを命じ、朝の支度。支度が終わってPismoの画面を見ると完了していた。なんじゃそら。
とまあこんな顛末で、ようやっともとの環境に戻すことができたわけである(Mailとシイラくらいしか使っていないので本当に元に戻っているかどうかは判らないが)。
長い割には内容がないね。
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