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r-fukai's Diary ausf blogger

火曜日, 8月 15, 2006

質量保存の法則

http://forum.nifty.com/fmotor/f1/news/2006/060810_08.htm
F1ハンガリーGPで、入賞圏内でフィニッシュしたにも関わらず、レース後の車体重量規定違反(規定に2kg足りなかった)で失格になったBMWザウバーのロバート・クビサが、レース前とレース後でドライバーの体重だけで1.5kgも変化していたので、車に備え付けの給水装置が十分な性能を持っていたなら失格になっていなかったかもしれない、という記事である。
……えーと、レギュレーションがどうなっているのかは調べてみないと判らないのだが、ピット作業の映像を見るに、作業で補給しているのはガソリンと新しいタイヤだけのように見える。というか、それ以外の何らかの液体を燃料並に簡単に補充できるようにしてしまうと、色々と問題が起こりそうな気がしてならない。途中まで重量規定を割るようにしておいて、最後のピットインで水を入れて誤魔化すとか。
つまり、ドライバーへの給水装置に入っている水分は、レース開始時点からずっと車体重量に含まれていると考えられるわけで、そこにいくら水が大量に入っていようが、ドライバーと車体の合計重量はレース中に軽くなることはあっても重くなることなどありえないという結論が導き出せる。
それとも、給水によって下がる体温の影響で、発汗が抑えられるとか、そういう効果を期待してのことなのだろうか。私にはそこまで高い効果は期待できないように思えてしまうのだが。……あれ? 良く考えてみたら、ハンガリーGPは久々の雨の決勝レースで、路面温度が低すぎてみんな苦労していたと記憶しているのだが、それでもドライバーは暑かったのだろうか?

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