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r-fukai's Diary ausf blogger

水曜日, 2月 09, 2005

ものすごいTV CM

今の会社はフレックスなので、ぎりぎりまで粘ると暴れん坊将軍IIIが始まる時間までは家にいられたりする。
で、2/8の暴れん坊将軍のオープニングを、出かける支度をしながら眺めていると、まるで選挙速報か台風情報のごとく、画面を縮小してあまったL字型のスペースを使って、2/9に行なわれるワールドカップ予選の番宣が入った。
確かにこうすればたとえHDDレコーダに録画されたとしても、飛ばされることもなく宣伝を視聴者に見せることは可能だろう。
でもこれでいいのか? はっきり言って、ものすごい反感を買うと思うのだが。
これは番組中に番組の宣伝を入れるという形式だし、世間的にはとても注目されている試合の中継だから、反感を持とうがなんだろうが興味のある奴は見るし、興味のない奴は見ないだろう。だからテストケースとしては無難なのかもしれない(けれど、効果の測定は絶望的なんじゃなかろうか。TV局としてはCMの効果の測定など端から求めていないのだろうが)。
しかし、これが製品の広告だったらどうだろうか。番組を楽しみにしてみている視聴者であればあるほど、その製品など買ってやるものかという気分になるのではないだろうか。逆に、ただなんとなくTVを眺めていたらたまたまその広告が目に入ったという人物には正しく宣伝として働くだろう。
それがTV局の考える大多数の視聴者の姿であり、広告主が意図したメインターゲットになっているというのならば、いっそのことCMのみを24時間流し続けるチャンネルを作ればよろしい。特に興味を引く番組があるわけでもないのに漫然とTVのチャンネルを逍遥している人間にならば、きっと見てもらえる。
放送は規制業種なので法律に関連していろいろややこしいことも起きるかもしれないが、規制緩和が叫ばれる昨今、尤もらしい理由をつければ世論が後押ししてくれるだろう。
案外、実際に作ってみたら常時5%位視聴率が取れたなんて結果になったりするかもしれない。