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r-fukai's Diary ausf blogger

木曜日, 10月 13, 2005

ブログのコメント欄を本の余白として捉える

http://po3a.blogspot.com/2005/09/blog-post_30.html
性善説に立てば、こんなに素晴らしい世界はないだろうけれども、たとえ世の中全ての人間が善良だったとしても、愚か者の割合が多ければ、待ち受けているのは2chのごとき混沌であろう。
要するに情報のフィルタリングをどのように行なうのか、その手法が確立されていなければ成立しないだろう。
何故に過去の欧州で上手く行ったかといえば、識字率が十二分に低かったせいで足切りが行なわれていたからであろう。本を読んで理解できるほどのインテリの数は、現在に比べれば雀の涙と形容してもおかしくない程度の小数だったに違いない。それくらい数が少ないと、匿名性を保つことも難しくなってくるのではないだろうか(筆跡や文の調子などで個人を特定できるのではないか)。
というわけで、就学年齢を超えていて字が読めない人間を探すほうが難しい現代においては、この手法は上手く行かないだろう。残念なことではあるけれども。

2 Comments:

  • こんにちは、深井さん。

    リンクからたどってきました。なんか反応があってうれしいです。これからもよろしくお願いします。

    性善説って、なんかムズカしそうな話が…。全然意識していなかったのですが、どうつながっているのでしょう??

    昔はインテリだけが読み書きできたからコメントもインテリなものばっかりだけど、今は識字率が高くてバカでもコメントが書けるから「余白」を開放してもノイズがたまるだけ、というのは分かりますし、書いているときも意識してました(だから、「こういう情報も発信しよう!」ってアジってたわけです。我田引水の例を出しながら…)。

    ちなみに、2chは愚か者の巣食う混沌という側面もあるでしょうが、一方で本当に活発な議論がされている場所だとも思いますし(ちょっとバカにした書きかたをしましたが、本当に評価しています)、面白いプロジェクト(例えば 2ch-Linux-Beginners とかは好きですし、役に立ちます)もでていると思います。たぶん、そういうのは無視してはいけないでしょう。

    フィルタリングは、やっぱり人間がするしかないんでしょうね。ビットに「おもしろい議論属性」がついていればいいんですが。

    それでは、これからもよろしくお願いします。

    By Blogger Satoshi, at 10/14/2005 4:38 午前  

  • コメントありがとうございます。自説を早速実践してますね。
    性善説云々についてですが、これは例えば「荒らしはいない」「意図的に嘘をつく人間はいない」という前提に基づいた運用になってしまうのではないか、ということです。
    2chの例にご納得いただけたようなのでまた2chを例に採りますが、2chはそんな前提を置いていないからこそ「嘘を嘘として見抜けない人間でないと(掲示板を利用するのは)難しい」ということになるわけです。そんな2chですから、専用ブラウザには必ず荒らし対策のフィルタが入っています。
    私は、2chの全てが唾棄すべきものだとは全く思いませんが、Web上の全てが2chになって良いとはもっと思いません。
    2chの中に見るべきものが埋もれている可能性が高いのは間違いありませんが、その鉱脈を掘り当てる労力は、得られる見返りに対して少々大きすぎると思っています。現状でさえネット上の有益な情報を見つけ出すのには結構な労力が必要だというのに、それがより大変になってしまうのは歓迎できません。
    つまり私は、2chレベルのS/N比環境での人力のフィルタリングでは、得られるメリットに対してコストが大きすぎると考えているのです。ですが、この辺りに関しては個人の印象によって左右される部分かもしれません。議論をさらに進めるならば、具体的な見積もりに基づいて行なわないと水掛け論になってしまうかもしれません。
    「おもしろい議論属性」というのはよく判らないのですが、不特定多数のユーザが評価してつけるものだとしたら、やはり性善説に拠っている制度なのではないでしょうか。みんながみんな真面目に属性付けをしてくれるとは限りませんから。

    By Blogger 深井龍一郎, at 10/14/2005 8:37 午後  

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