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r-fukai's Diary ausf blogger

日曜日, 7月 15, 2007

酸とアルカリの性質は中学理科で習います

http://news.ameba.jp/2007/07/5776.php
>見る見るうちに肉が溶けて液状化してしまった。どうやら苛性ソーダで炒めるのはまずかったようである。
当たり前だ!
私は理系だけれども、化学の成績はさっぱりだった(暗記科目は苦手なのだ)。
それでも水酸化ナトリウムがたんぱく質を溶かすことくらいは知っている。この筆者は高校を出ていないのだろうか?(というより中学の理科の知識だ)
あと、水酸化ナトリウムで処理した後に塩酸で中和すれば、単なる塩水漬けのダンボールになるし、そもそも水酸化ナトリウムが有害なほど残っていたら苦くて食えたものではなかろう。これも中学理科の知識だ。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/990301c/990301d.htm
別に覚えておけとは言わないが、義務教育範囲内の知識くらい調べてから記事を書け。
だからといってダンボール入りの肉まんを食べたいわけではないが。

(2007/07/19追記)
なんかこの事件自体が中国のTV局のやらせだったらしい。
なるほど、鵜呑みにして報道された事実だけを元にして実験すると、明らかに失敗するわけだ。

(2007/7/23追記)
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20070720/nikuman
あぁそうか。報道(というか放送?)された番組が「やらせ」であったとしても、そういう事実があったのかなかったのかという命題の答が決まるわけではないのだな。
中国共産党当局が調べて見つからないといっても、海賊版ソフトや偽ブランド商品みたいに業者が逃げてしまってほとぼりが冷めるのを待っているだけかもしれないし(著作権がらみの摘発だと、抜き打ちでやるけれども、こっちは報道が先なのだから、予告してから捜査しているようなもの)。
中国に限らず、アジアでは紙を食い物の嵩増しに使うのは一般的らしいし。

あと、知識のまるでないライターではなくてちゃんと料理人に作らせたダンボール肉まん試作品もあるらしい。水酸化ナトリウムは油汚れを落とすのにも使えるから、料理人はその性質を良く知ってるのかな?

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