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r-fukai's Diary ausf blogger

金曜日, 11月 05, 2010

機動戦士ガンダムUCについて

しばらく前まで「ガンダムA」を買っていたので連載を読むことも出来たのだけれども、とうとう読まずじまいだった福井晴敏の機動戦士ガンダムUCの「ユニコーンの日」上下巻を読んだ。

ものすごい違和感があったのは、スペースコロニーの側面外壁を破って内部に侵入する工作部隊が、外壁の回転に同期した運動をしつつ疑似重力からは自由でいられる、というシーン。
いやいやいや、外壁と同期して移動するならずっと加速を続けなければならないから、コロニーが1Gの疑似重力を作り出すべく回転しているのならば、同期運動をしている物体の内部にも1Gの重力が掛かっているように感じられる、筈。
おそらく、スペースコロニー内部での物理をそのままコロニー外部にも適用できると考えていたのだろうが、加速度運動と疑似重力との関係をきちんと理解しないままに描写してしまったに違いない。回転運動が加速度運動であることも理解できていたかどうか。
元がテレビアニメであるから、物理的考察がきちんとされていないのは仕方がないのだが、そこを敢えて掘り下げて書くものだからこういう齟齬が生じるのだ。しかも不勉強な状態のままで書くとは呆れる。

バンダイチャンネルで前半だけ無料で配信されたアニメのガンダムUCの2話でも、ZZの時代から引き継がれたネェル・アーガマの艦橋レイアウトが、無重量状態での運用を全く考慮していない不合理なものであるという描写があり、なんでぼろが出るような描写をわざわざするのか、と思った。
「逆襲のシャア」で地球に落とされる小惑星を進行方向から押して(減速させて)落着を阻止するなどというずっこけシーンがあるのだから、現実とは異なる物理法則が働いているとして考えるのが良いのかも知れない。

作中に登場する、クシャトリヤというニュータイプ専用モビルスーツが、ファンネルを格納している部位の名前が「バインダー」となっているのだが、binderというと文房具のバインダーを想起してしまい、「何を綴じるのだ」と考えてしまって戦闘シーンにのめり込めずにいた。
ZZに登場したクィン・マンサの部品がバインダーとなっていてそれが引き継がれたようなのだが、もしかして
http://ja.wikipedia.org/wiki/バインダー_(農業機械)
の意味なのだろうか。ファンネルとか漏斗だからあり得そうな気がしてきた。

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