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r-fukai's Diary ausf blogger

木曜日, 9月 13, 2007

VOCALOID初音ミクの天下はいつまで続くか

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/12/news035.html
「VOCALOID 初音ミク」というソフトが各所で話題になっていて、上のリンクのような能天気な記事もあるようだが、これだけいろいろな場所で取り上げられたならば、JASRACの手がニコニコ動画に伸び、いろいろごちゃごちゃあって基本Upload禁止になって終了という、MIDIがたどった道と同じ道をたどることになるであろうことは、容易に想像できる。
今の状態が維持できるのは、どんなに長くても今年いっぱいなんじゃないのか。
記事だけを読むとなぜにそういう展開になるのかはさっぱり解らないと思うが、ニコニコ動画に行ってみれば一目で分かる。記事に書かれているように、自分で歌詞と曲を作った自作曲は、ほんの一握りしかなく、基本的にはありものの歌を歌わせたものばかりだからである(自分でアレンジまでしたものもちらほら混じっているが、ほとんどはありもののカラオケやボーカルのみをオフしたもの、演奏は自分でやっていてもアレンジは原曲と同じものである)。
発売元の人間が、記事中のインタビューにおいて持ち上げる形ではあるが「ニコニコ動画には関わりたくない」と言っているのは、そのような現状を踏まえてのことだと思う。
ソフトパッケージは現在品切れ中で、これから再出荷が掛かるようだが、再出荷分を入手する予定の人は、その辺のことも織り込んで考えた方がいいと思う。
ありものの曲は、結構な金額を支払わない限りは世間に発表できないと認識すべし(別に現在のJASRACのあり方や著作権無視のニコニコ動画の現状を肯定しているわけではない、為念)。
その点、「くまうた」は歌詞から曲までソフトが作ってくれるんだから権利関係楽でいいよねー。

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