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r-fukai's Diary ausf blogger

木曜日, 4月 07, 2005

Sunの社長がGPL批判

http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20082423,00.htm?tag=nl
>「自分たちが生み出した知的財産をすべてはき出して、世界で最も豊かな国、つまり
>GPL発祥の地である米国に戻さなくてはならない」とSchwartzは説明した。
まぁ、戻されるのは米国にのみではないけれど、要するにGPLに関する違和感というのはこのあたりを起源にしているのだと思う。
共産主義であるからには、全ての経済分野に渡って財産が共有化されていなければ、高まるのは不公平感だけだろう。
米国では他の仕事で生活を支えつつ、趣味でコードを書くこともできるだろうが、東南アジアやアフリカの諸国ではそうは行かないであろうことは容易に予想できる(言われてみれば、かも知れないが)。
いい言葉を思いついた。GPLというのは、いわば「奉仕活動の強要」に相当するのではないだろうか。
いくら社会に有用で必要な活動であっても、それが奉仕活動であるからには、強制されるのでは心理的反発を感じる。
それは何故か。もしかすると、強制的な奉仕活動への参加は、通常ペナルティとして課されるからなのかもしれない。GPLのコードを使うことはペナルティだったんだ!