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r-fukai's Diary ausf blogger

木曜日, 6月 28, 2007

デジタルアニメの透過光について

http://d.hatena.ne.jp/yms-zun/20070627/#game070627
もちろんRETAS!にも透過光エフェクトはあって、そのエフェクトに透過光にしたい部分のマスク画像を与えてやれば、グーロー処理された透過光が合成される。原理的にはPhotoshopの加算合成と同じようなものである(RETAS!には加算合成は別の機能としてあるし、透過光エフェクトと加算合成の動作は多少違うが)。というか、一般的なCGの透過光エフェクト(電撃とか魔法とかに使われるもの)と何ら変わるところはない。
んが、RETAS!のエフェクトはそれほど多機能というわけではないので(RETAS!は元々は撮影工程のデジタル化が目的のソフトなので、そちらの機能の方が充実している)、特殊効果にちゃんと人を割り当てられる作品ならば、AfterEffectsなんかを使って凝ったことをいろいろしていると思われる。
具体的にどういうことをやっているかについては、BNNからDIGITAL ANIME ARTWORK(ISBN4-86100-202-8)という本が出ている。イノセンスの特殊効果担当の人が原稿を書いていて、全てではないだろうがかなり微に入り細に亘って解説をしている。最近2が出たらしいが、読んでいない。
注)現在の立場上、このエントリについての突っ込んだ質問は受け付けていません。あしからず。

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