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r-fukai's Diary ausf blogger

金曜日, 1月 21, 2005

政治不信

政治不信という言葉を耳にするようになってしばらく経つが、この言葉の意味するところは、日本の民主主義は信用できない、でいいのだろうか?
政治家は信用できないから選挙には行かない、とかいう物言いは、自ら民主主義国家の一員であることを放棄しているだけの話で、そういう輩は無視して構わないことになっている(なっていなかったら、これまでの選挙は無効である、という訴訟を起こす奴が居ないはずがない)し、実際無視して構わないと思う。
選挙に行って自らの選挙権を行使した上で日本の政治は信用できないと言っているのは、自分の意見が通らないのは怪しからんと、単なる我侭を言っているのと同じではないのか。
政治家は選挙権を行使した国民の代表なのだ。政治家を信用しないと言っている人間は、何故信用できないのか、それをきちんと自らに問い直してみる必要があるのではないか。
民主主義体制の国民は、常に自分にとって最悪ではない選択肢を選ばなければならない。自分の選んだ選択肢が最悪でないことだけで満足すべきではないのか。それに満足できない人間は、自分自身と思想を一にする団体による独裁への道を歩む以外に満足する方法を持つのか?
こういうことを言うと、自民党の工作員とか言われるんだよな。そんなことを言ってる暇があるなら選挙権を持ってる人間を広く説得できる言説の一つも垂れたほうがマシだと思うんだが。