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r-fukai's Diary ausf blogger

金曜日, 3月 09, 2007

ドリームキャストのソフトが週間売り上げ首位を取ったことからゲームをプレイしなくなった私的理由考察

http://ascii.jp/elem/000/000/020/20597/
これは要するに、「いかにゲームが売れなくなったか」を象徴している現象だと思う(あまり有力なソフトがリリースされていないという理由も考えられるが、「モンスターハンターポータブル2」や「ファイヤーエムブレム 暁の女神」がリリースされているのだから、説得力に欠けると思われる)。ゲーム業界でご飯を食べている人には頭の痛い問題だろう。
私は、この週は「買っておかないとなくなりそう」という理由で件の「トリガーハートエグゼリカ」と「機甲装兵アーモダイン」を購入した(どちらもリリース日を完全に失念していたので、不意打ちの出費となった)のだが、実はどちらもまだプレイしていない。
主な原因は、現在は全てのゲームプレイ時間を「世界樹の迷宮」が占めていることなのだが(現在第六階層)、ドリームキャストを発掘してプレイ環境を構築するのが面倒なのと、テレビを長時間占有し、コントローラーを持って付っきりにならなければならないシミュレーションゲーム(アクションではないゲーム全般)を据え置きのゲーム機でやる気が起きない、という理由もある。
未だにWiiを買えない(あまり積極的に買おうともしていないが)のでその辺りの考察が抜け落ちているかもしれないが、ビデオゲームをプレイするという行為に対する意識というものが、自分の中で明らかに変化しているということを感じる。
具体的には、自分の意識や身体を長期に渡ってゲームに譲り渡すことを前提とするゲームに対しての心理的障壁が非常に高くなってきている。
結果として、長期に渡って自分の意識や身体をゲームに譲り渡すことになるのはあまり気にならないようだ(「OutRun2 SP」をだらだらとプレイしていたらいつの間にか3時間が経過していたなど)。
Nintendo DSは、まずは「携帯機である」という点でプレイする場所が縛られなくなるわけなのだけれども、それ以上に、「閉じればいつでも中断可能」(しかも大抵は閉じている間の電池消費がほぼ0なので電源を切っているのと同じ感覚で中断できる)という点で、アクションゲームでなければプレイする時間にさえも縛られなくなる(アクションゲームでさえ、据え置き機に比べればはるかに時間的自由度は高くなる)。DSというと、一番注目されるのは当然のことながらタッチスクリーンの存在なのだけれども、私はもっとこの点が注目されてもいいと思う。
というわけで、これからシミュレーション的なゲームを作ろうとしているゲームメーカに於きましては、ぜひともプラットホームをDSにしてくれるよう、お願い申し上げるものである。そうでないと私がプレイしなくなってしまうので。

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