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r-fukai's Diary ausf blogger

月曜日, 10月 11, 2010

準天頂衛星みちびき

先日、こんなものが届いた。
Twitter上で行われていた準天頂衛星みちびきのプレゼントキャンペーンに応募したところ、当選したのである。
ちなみにみちびきのTwitterアカウントはここ。みちびきの特設サイトはここ

封筒には密封された銀色の袋が入っている。限定200個って結構レア?
袋を開けてみるとこんなものが入っていた。

みちびきのピンバッヂとストラップ。
絵はがきは3D写真だ。
忘れていた。こんなパンフレットも入っていた。
JAXA広報誌サテ☆カフェのみちびき特集号。この号を含めたバックナンバーはここで読める。同じページの一番下に配布場所の一覧がある。

さて、準天頂衛星みちびきとはどういう目的で打ち上げられた衛星なのか。
流石にネットにアクセスできる人ならば知っているだろうGPS。このGPSはアメリカによって運用されている衛星で、自分の位置から見えている上空約20000kmを回っているたくさんあるGPS衛星のうち、三つの衛星と通信を行なって自分の位置を計算する。
ところで、この「見えている」というのが結構くせ者で、原則としてGPS衛星と自分を結ぶ直線上には「なにもない」必要がある。都会のビル街の間とか山間部の谷間にいたりして空が狭い場合には、建物や山肌に隠れてしまって三つの衛星が見えない場合が多々ある。
そこで、日本上空に長く留まってGPSを補完してくれる衛星が必要になる。これが「みちびき」である。
「日本上空に長く留まる」ってなんじゃらほい、と思う人も多かろう。静止衛星じゃいかんのか、と思う人もいるだろう。地球は自転していて、衛星は地球の周りを回っている。静止衛星は、赤道上で地球の自転と同じ角速度で回っている。よって、地上から見ると衛星はいつも同じ位置に見える。なぜそうなのか説明は省くが、実は静止衛星は赤道上にしか置けない。
BS放送のアンテナを立てた経験がある人ならば判ると思うのだが、衛星からの電波を受信できるアンテナの設置は結構シビアで、南の空が障害物に隠されて見えていない場所にアンテナを設置してもBS放送を観ることは出来ない。
BSアンテナならば、高い建物の屋上に立てれば良いわけだが、GPSはビルのてっぺんに昇らないと使えないのでは無意味だ。
よって、「みちびき」のような衛星は、日本上空(真上を見上げた空の近辺)に長く留まる軌道を回っていなければならない。それが準天頂衛星軌道である。

長くなったので、今日のところはこの辺で止めておく。
準天頂衛星軌道とはなんぞや、と思う人はWikipediaで調べていただきたい。アニメーションGIFもあって、解りやすいと思う。

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月曜日, 10月 04, 2010

ミドリムシ健康法

私は理科が好きな子供だったと思う。そして昔は今よりももう少し科学が身近にあったように思う。
だから全員が全員とは言えないのだが、大抵の人は基礎教養として「ミドリムシ」という原生生物を知っていると思う。思うのだが、とあるニュース記事の脇にあったリンクが目に入った。
「雑記帳:いっぱい練り込みました ミドリムシのカステラ」
http://mainichi.jp/select/today/news/20101005k0000m040101000c.html

どうも最近はミドリムシを健康維持のために飲む(食べる?)という健康法があるらしい。全然知らなかったよ。
Google先生に「ミドリムシ 健康法」とお伺いを立てると、最初の記事こそ、ミドリムシを利用した生体検査の新手法の記事なのだが、その他は全てミドリムシ健康法についての記事であった。いくつか読んでみると「ミドリムシクッキー」という単語には少し覚えがあるように思う。
おそらく「ムシ」という語感を嫌ったのだろう、「ユーグレナ」という呼び方をしているところもあった。
なんとAmazonでも売っている。高いなぁ。
http://www.amazon.co.jp/dp/B000V93ET4

上の商品もそうなのだが、なぜか産地を売りの一つにしていたりする。石垣島は、まぁ判らないでもない。でも東京大学産って魅力的なのだろうか。
今でもあると思うのだが、私が子供だった時代に流行ったクロレラと同じ扱いを受けていると思っていいのだろうか。クロレラはどちらかというと「未来の食べ物」という色彩が濃かったようにも思う(太陽光と真水と二酸化炭素があれば工業的に大量供給が可能だから)のだが、ミドリムシはあまりそういう気配を感じない。
ミドリムシクッキーの元祖である日本未来科学館のミュージアムショップで売られるようになった経緯には、そういう成分がちゃんと含まれていたのだろう(だって、「未来」と「科学」が出てくるのだから)。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/hit/20100415/1031518/
http://www.miraikan.jst.go.jp/info/091201154003.html

しかし、ミドリムシクッキーは今年の三月去年の11月のことなのか。最近は、元祖に含まれていたそういうフレーバーが散るのが速くなっているような気がする。

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金曜日, 10月 01, 2010

皆神山ピラミッド説

皆神山ピラミッド説について色々調べたのだが、なんか最近のブログはURLが混じっているとコメントを受け付けない。せっかく色々調べたので自分のエントリとして再利用したいと思う。

皆神山ピラミッド説だが、山田久延彦という人が昭和54年に言い始めたようだ。意外と新しい。皆神神社境内にある出口王仁三郎の歌を刻んだ碑とか、ミスリードもいいところである。
http://www.interq.or.jp/jazz/harrygws/minakamiyamanknazo/01nazotowa.html
http://bqspot.hp.infoseek.co.jp/minakamii.html

その山田久延彦なのだが、いくつかの著書のレビューを読む限り、いかにも件の駐車場の文章を書きそうな人である。看板の古び具合も31年程度の風化を思わせる。
http://www.asahi-net.or.jp/~FT1t-ocai/jgk/Jgk/Public/Color/biographies_08.html

松代では「ピラミッド祭」というのをやっていて、2005年までは山田久延彦氏も挨拶等していたようだ。
http://www.interq.or.jp/jazz/harrygws/gizumo/piramid.html

ピラミッド祭は今年も5/5にやっていた模様。挨拶については記事中に触れられていないので、山田久延彦の挨拶が続いているかどうかは判らない。
http://portal.nifty.com/2010/05/17/a/

ピラミッド祭は10:00に始まって13:00には終わってしまう(屋台等も)そうなので、非常に限られた内輪でやるお祭りっぽい。

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