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r-fukai's Diary ausf blogger

月曜日, 8月 27, 2007

まだ死んでない

プロジェクトの締め切りというのは、パンツのゴムのごとくある程度までは伸び、あるとき突然切れるものなので、未だ休みもなければ一日10時間労働が続いている。
まだ倒れたりしていないところを見ると、意外と人間、丈夫なものだが、こんなことを続けていると本当に心不全で死んでしまうのではないかという不安はどんどん高まっていく。
ウイークデイの朝に「遅刻しない時間に起きられなくなってきている」という事実が、身体に蓄積する疲労を物語っている。

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日曜日, 8月 12, 2007

死にそう(比喩的ではなく)

まぁ半分くらい自業自得なのだが、遅れまくっているプロジェクトの締め切りが近づいているので、徹夜はするわ休みはないわで死にそうである。
コメントの返事は結構丹念に調べ物をしないとできなさそうだし、それ以前にエントリを書くための余力もほとんどない。
というわけで、しばらくは(最長でも一ヶ月程度。それ以上この状態が続いたら、本当に身体が壊れる)このblogは休眠状態になります(もうなってますが)。

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日曜日, 8月 05, 2007

なんなんだ、この「暗君とその取り巻き」の構図は

http://newsflash.nifty.com/news/gendai/tk__gendai_02033047.htm
ソースがゲンダイなので、額面通りに受け取るわけにはいかないのだが、これはまるで「善良だが(まともな情報が与えられないために余計に)思考能力に問題のある暗君」と「暗君を立てておくことで自分達の利益誘導を図る邪悪な取り巻き達」の図ではないか。
なんでそこまでして自民党の幹部たちは安倍晋三(MS-IMEはこの名前を変換できない)を総裁に据えておかなければならないのか。
自民党の地方組織の力が党中央よりも相対的に弱くなったのは、小泉純一郎が郵政選挙と呼ばれた総選挙でやったことの結果なのだが(だから党中央に阿るという思考回路が敗因の一つだとは思う)、党中央の事情が判らない。
安倍首相をツンボ桟敷に置くことで、結局参院選を大敗に導く結果を招いて、党中央幹部にいったい何の得があるのだろう?

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マッサカワイソス

http://fmotorsports.cocolog-nifty.com/f107/2007/08/post_6d2f.html
ベルギーGP予選Q2で、タイムアタックすべくソフトのニュータイヤに履き替えたマッサがピットロードで止まってしまったのは、給油されていなかったから、らしい。そりゃあマッサが止まった直後に両手を広げて肩をすくめて見せたのも尤もだ。
ミハエル以降のフェラーリしか見ていない人間にとっては、フェラーリらしからぬミスに見えるが、過去のフェラーリへの評価を聞くに、ミハエル以前はこんな感じだったんだろうなぁ。
ミハエル・シューマッハーという人間が一人抜けるだけで(ロス・ブラウンとロリー・バーンもいなくなったけど)組織はこんなにガタガタになるものなのか。
ナイジェル・ステップニーの件といい、もうフェラーリ内部は完全にお家騒動モードに入ってしまっているのか。

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土曜日, 8月 04, 2007

魔王が勝てない理由

中断のセーブはあるけどロードしたら勇者が死んだらセーブデータが消されて、勇者が死んだら完全に最初からやり直しってゲームだったら、そうそう魔王は倒されないと思うな。

#やりこみ系ゲーマーの人々はそれでもクリアするのだろうが。

(2007/8/5文章を修正。全体の文意は変わっていない、筈)

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金曜日, 8月 03, 2007

加地尚武 「福音の少年 ~魔法使いの弟子~」(徳間デュアル文庫)

とりあえず読了。この本の最後ではオチもなにも付いていない。
後半まで読み進んで、なんか話のつながりがえらく唐突だなぁと思っていたら、元は一冊だった本を分冊にして出したらしい。分冊であることがタイトルからは全く想像もつかないのは酷いと思う。だったら全部同時に出して欲しい(良く見ると、帯に5ptくらいの字で書いてある)。
19世紀末に起きたある事件がきっかけで、一部の人間に魔法が使えるようになったという世界設定なので、科学もそれなりに進んでいる。でも魔法はブラックボックス扱いで、科学的な探求の対象になったのはつい最近のことのようだ。なんかそれもいかがなものか、と思うわけで(ニュートンとかエジソンとか、最終的にオカルトに手を出した科学者はいっぱいいるのだし、何よりも観測可能な未知なるものが突然現われて、それに興味を示す科学者が全くいないなどという状況は不自然すぎる)、魔法がブラックボックス扱いである理由は続巻できちんと明かされるのかどうか、結構気になる。
錬金術の目的が卑金属を貴金属に変えることだというのは通俗的認識で、それは錬金術師たちが王侯貴族から研究資金を引き出すための方便だったというのは、巻末に一覧されている資料を読めば必ず出てくる話だと思うのだが、そういう話を始めるとエンタテインメントとして成立させるのが難しくなるので、敢えて通俗的認識のみに絞ったのか。それとも通俗的認識しかできないような日本語訳(Alchemyのどこに錬金などという意味があるのか)に引っ張られたのか。
金の錬成シーンでは、えらく直球な元素変換が起きていることを思わせる描写(放射線防御のために鉛の箱を使うなど)がされていて、それならばいかなる金属であろうとも、かなり自由に作れそうなものなのだが、そうであるのならば、何も金にこだわる必要などなくて、各種レアメタルをその日の相場に合わせて錬成すりゃいーじゃねーか(そうでないなら、なぜ金以外を練成する研究をしないのだ)、などというある種無粋な突っ込みも、おそらくは「駄目なオヤジ」である主人公の父の描写には向かないので敢えてそうしたのだと思いたい。
その他、文章とか喩えとかがいまいち私の好みと合わないのだが、完全な引きで終わっているし、物語自体は魅力的なので、続刊も買うことにする。

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私が、GPLが先進国-途上国間の搾取構造を持つと考える理由

某所での議論が長くなったので、エントリとして立てることにした。興味がない人は無視してください。

例えば、あるコードを書いて売ったら$10になるとします。実際には国や地域によってかなり変動があると思われますが、話を簡単にするために世界中どこでも$10だとしましょう。
アメリカ人でプログラマをやっているレベルの人間にとって、$10を寄付することは別にどうということはありません。日本人でもそうでしょう。しかし、富裕層に属さないインド人にとってはどうでしょうか? その他の途上国の人間にとっては?
GPLは、GPLに関わる限り、その$10のコードをGNUコミュニティに寄付することを強要します。$10を寄付することなどどうということのない先進国の人間は、GNUコミュニティに参加することでコミュニティにフィードバックし、自身もコミュニティからフィードバックを受けます(これはソフトウェアが利用できるかどうかという意味ではなく、プログラミング技術習得の話です)。
しかし、$10を寄付することが難しい途上国の人間は、脇から指をくわえて見ているか、身を切られるような$10を寄付してGNUコミュニティに参加するしか選択肢はありません(GPLのコードを眺めることさえ、訴訟リスクを考えると危険です)。
私はこの構造を指して「搾取」と呼びます。GNUプロジェクトを完全に無視すれば搾取構造に取り込まれることはありませんが、オープンソース文化にGNUプロジェクトはもうすでに深く食い込んでいて、無視し続けることは難しくなっていますし、BSDLなどのより自由なライセンスで公開されたコードも、GNUプロジェクトの人間の手が加わることでGPLに汚染されてしまいます。
GPLは世界中すべての人間を公平に扱うがゆえに、いわゆる「フェアトレード」にならない、すなわち搾取構造を形成していると私は主張しています。現在の世界は「効果範囲が限定的であっても、すべての人間を公平に扱えば良い方向に進める」などという理想的状況からは程遠い状態にあると私は認識しています。むしろ、効果範囲を限定せざるを得ないのであれば、やらない方がマシでしょう。全ての人間に自分の理想を押し付けたいのならば、まずは世界を理想的状況に近づけることから始めるべきだと私は思います。
途上国プログラマの収入等の具体的ソースを示さなければ納得しない、というのであれば、納得しなくていいです。むしろ、「途上国のプログラマは先進国のプログラマと比較しても遜色ない収入を得ているのだから、この問題提起は無意味だ」という主張をしたいのであれば、その事実を示していただきたい(そんなことはおそらくありえないと私は思います)。

参考その1:GNUプロジェクトを批判している人。リンク先の/.-Jの議論も興味深い。GPLはそもそもの性質(不可逆性)からして搾取的であるという指摘と、GNUは宗教であるという考察。
http://www.flcl.org/~yoh/diary/20051227.html
参考その2:SUNのJ・シュワルツによるGPL批判(あまり額面通りには受け取れないが)
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20082423,00.htm

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プログラマという職業の定義

http://anond.hatelabo.jp/20070801204512
http://anond.hatelabo.jp/20070802021749
お役所(労働基準監督署)の定義では
プログラマ=詳細仕様をコードに落とす作業しかしない人。つまり設計はしない人。
システムエンジニア=要求仕様から詳細仕様までを作る人。コードを書いてもいい。つまり設計をする人。
となっております。この定義に則って、適用される労働基準が色々と違うのでしょう。おそらくプログラマは単純労働者扱いだと思う。
場所によっては、上の定義のプログラマのことはコーダと呼びますね。
私の名刺にはプログラマーと書いてありますが(ここだけ最後の"ー"があるのは、名刺の記述がそうだから)、労働基準監督署が来た時にはSEと名乗るようにとお達しが出ました。実際、書類を作らないだけで仕様から作ってるし。
ちなみに私の隣の席には東大卒の人が座ってますが、彼が実装する機能はまるで魔法のようでございます。
まぁ、専門学校卒でも魔法のようなプログラムを書く人はごろごろいるわけですけどね。

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木曜日, 8月 02, 2007

柏崎刈羽原発停止の影響でC02排出量2%増の見込み

http://www.asahi.com/national/update/0802/TKY200708020291.html
あぁ、原発のトラブル時に対応する予備の火力発電所があるんですな。そりゃそうか。
しかし、C02が2%増って日本全体の2%だから、ものすごい量だぞ、これ。
二酸化炭素排出量削減の「チーム-7%」なんてキャンペーンをやっているけれども、柏崎刈羽原発が復活しなかったとしたら、この目標数値がいきなり-9%になってしまうわけだ。7%から9%というのは、29%増だからこりゃ洒落にならんわ。3割ですよ、3割。いきなり借金が3割増えたらどうしますか。
http://www.asahi.com/science/update/0801/TKY200708010220.html
同じく朝日に「梅雨明けが遅いのは地球温暖化の影響かもしれない」なんて記事が載っていたけれども、そういう人間が実感できるレベルの速度で地球温暖化が進んでいるとすれば、標高の低い平地に頼っている現状の人類文明なぞ、30年もたたぬうちに崩壊してしまうだろう。
もし、地球温暖化の進行速度がその通りであるのならば、もうなりふり構わず、そこらじゅうに原発を作りまくるしかないんでないの? 広大な農地が海中に沈んで世界の大半が飢えて死ぬ地獄絵図(絶対戦争も起きまくる)を見るよりは、早くても50年後くらいにやってくるであろう放射性廃棄物処理の問題の方がなんぼかマシだと思うのは私だけだろうか。
これまで原子炉の運転中に起きた不具合は、「起きないようにする」ではなくて、「起きるものである」という認識を織り込んで、不具合が起こった場合の被害を最小限にとどめる思想に基づく設計にしておけば(それがどの程度難しいかについてはこの際措くことにする)、そうそう壊滅的な事故も起こるまい。
南アフリカで行われていると聞く、ベブルベッド型高温ガス炉の実証実験とか、炉心溶融は原理的に起きないし水素の製造もできるのだから、日本でもガンガンやるべきではないのか。

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水曜日, 8月 01, 2007

NUDA GRAPEFRUIT & HOP

例によってコンビニで以下略。
飲むまでは、「グレープフルーツだけで十分苦いのに、ホップまで加えて大丈夫なんだろうか」と思っていたのだがさにあらず。
これならば、100%グレープフルーツジュースの方がよほど苦いし、ビールっぽさも感じない後に残らない苦味で(後味として残るのはグレープフルーツの香りだけと言っても過言ではない)、これは相当良い。クソ暑い昼日中、太陽が照りつける下で飲んだらさぞかし美味いに違いない。
NUDAは初代の合成甘味料の甘味が気に入らず、私の中ではまったく評価していなかったのだけれども、最近の甘味を排したシリーズはかなりいい。やるなKIRIN。
これからはNUDAの新製品は漏らさずチェックすることにしよう。

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いまさら書くのもなんだが、唐沢俊一盗作問題について

http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_604f.html
http://www.tobunken.com/news/news20070530155748.html
唐沢俊一の「新・UFO入門」の盗作騒動は、交渉決裂という形で一段落ついたようだ。唐沢俊一サイドは、別に口をぬぐって知らん振りをするわけでもなく、漫棚通信管理人氏と同意を得られなかった幻冬舎サイド提案の解決法を実行するようだ(こうしておけば、漫棚通信管理人氏が民事訴訟に持ち込んだ場合に不利にならないからね)。
しかし、漫棚通信管理人氏は、法的代理人も立てずに電子メールのみで交渉を行っていたとは驚いた。そりゃ舐められて当然だわ。
法律というのは、素人の常識ではまったく扱えない代物である。我々素人衆が何かしら法的な解決を望みたいのであれば、(理不尽なことではあるが)弁護士を雇わざるを得ないのだ。その金を惜しめば、相手側にいいようにやられてしまっても何の不思議もない。これは、車対車の交通事故が起きた場合に、保険屋同士が交渉するのと同じことだ(たまに直接交渉したがる変わった人がいるようだが)。
むしろ、ここまで交渉してくれたことに唐沢俊一/幻冬舎の良心を感じてしまうよ。相手側に弁護士を立てられないためのテクニックだったという可能性もあるけどな。

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食い逃げは刑法犯にならないらしい

http://www.houtal.com/journal/report/etc/020917.html
へー。法律というのはつくづく一般常識とは異なるものであることよのう。
ところで、
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1010229.html
こういう事件があった訳なのだが、これは刑事事件としては成立せず、民事事件にしかなりえないのではなかろうか。
なぜならば、男は失敗するまでは完食するつもりであったのだろうし、店側がなにか騙されたという事実はない(挑戦時に店側が所持金を確認して、男が嘘の申告をしていたとは考えにくい)だろうからだ。
この事件は非常に特殊な案件であり、警察は杓子定規に無銭飲食を適用して逮捕拘留すべきではなかったのではないか。もっと言えば、これは不当逮捕だったのではなかろうか。

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