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r-fukai's Diary ausf blogger

水曜日, 6月 29, 2005

ビデオゲームと犯罪の関係

http://d.hatena.ne.jp/Hayashida/20050624#p1
>こんな現実があるというのに、「ヴィデオゲームは犯罪とまったく無関係です」なんて、どうして言えるってんだ?
そりゃあ、ビデオゲームと犯罪の関係性は、その他の各種娯楽と同程度(それ以上の関係があるという根拠は、「米軍が訓練に使っている」という学術的な意味はそれほどない事実の指摘のみのように見える)にはあるのだけれど、その他の各種娯楽が犯罪との関係性について特に何も言われないからだろう。
つまりは、(他のメディアと犯罪が関係ない程度には)「ビデオゲームと犯罪は関係ない」と、言わずもがなの前提が省略されているのだ。ところで、「まったく」などとどう考えても無謀な条件をつけた主張をしている人間がそんなに多いのだろうか?
閑話休題。
いつだったか、火曜サスペンス劇場だかなんだかのドラマを参考にして行なわれた殺人事件があった筈だが、「火サスが犯罪に関係している」などと言って糾弾されたなどという話は、ネット上で面白半分にされたもの以外、聞いたことがない。地上波TV放送などというレーティングもへったくれもないメディアに乗ったプログラムであるにも関わらず、だ。
つまり、ビデオゲームと犯罪を関連付けて糾弾する動きというのは、過去、ほとんど全ての新興娯楽メディアに対して行なわれたバッシング行為と同じ性質のものであり、過去に行なわれたそれらの行為がほとんど無意味だったことを踏まえれば、ビデオゲームに対するそれも無意味な行為である可能性が非常に高い。
海外の研究で、「正義のヒーローとして活躍する設定のゲームの方が、犯罪者として活動するゲームよりもプレイヤーの暴力性を高めやすい」という研究結果があったけれども、ゲームと犯罪の関連性に関する研究を他に聞いたことがない。あ、森「ゲーム脳」昭雄は除外。

月曜日, 6月 27, 2005

RD-XS46復活

HDDが故障して東芝に修理を依頼したRD-XS46だが、今日、サービス員がやってきてHDDをその場で交換し、無事に復活した。
てっきり回収されてまた受け取らなければならないと思い込んでいたので、これは嬉しい誤算だ。そういえば、家電製品は部品を取り寄せたら電気屋の兄ちゃんがやってきて家で修理をしていたものだった。そういう文化は家電製品が安売りされるようなって滅びたものだとばかり思っていた。
こういうことなら、DVD-RAMのケースが引っかかって出てこなくなったRD-X3の修理もさっさと頼んでおけばよかった。
いずれにせよ、東芝のアフターサービスには好感触。

土曜日, 6月 25, 2005

東芝のサービスセンターに電話した

RD-XS46は、DVD-RAM録画機として使おうにも、フリーズしたり撮った番組が消えてくれたりするので、素直に修理に出すことにした。
最近の相談窓口はフリーダイアルになっているし、24時間受付だしで、コンピュータ関連の客を舐めているとしか思えぬユーザ対応に慣れている身としては新鮮である。
マニュアルには「修理は買った店で頼め」と書いてあるのだが、XS46は通販で買ったものなので修理などといわれても途方にくれてしまう。なにがしかの説明が必要かと思って身構えていたのだが、最初から引き取り修理が前提のようで拍子抜けした。
さて、帰ってくるまでにどれくらい掛かるのだろうか。どちらにせよ、受け渡しが可能なのは週末くらいなものなので、一週間以上は掛かることになるのだけれども。

木曜日, 6月 23, 2005

映画「電車男」は非現実的なのに女性はみんな感涙している

らしい。
http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/
いや、そんなの当たり前ですから。
古今東西……とまでは言わないが、少なくとも日本の「お涙頂戴モノ」のストーリーや設定が荒唐無稽なものであることは、大映の「赤い」シリーズを筆頭としたドラマを冷静になって観察してみれば判ることだ。唐沢俊一などによって、その傾向が大映製作のTVドラマに留まるものでないことは既に示されている。
つまり、平均的日本人は、悲しい話や良い話を聞いて涙するという行為のためならば、ストーリーや設定の尤もらしさなどどうでもいいと感じる、という傾向を持つということだ。
その感動の前ではストーリーや設定の冷静な検証などどうでも良く、そのようなことを実行する輩は単なる邪魔者もしくは野暮天ということになるのだろう。
聞いた話なので本当かどうかは知らないが、「アルマゲドン」のクライマックスシーンでは、欧米では観客揃って大爆笑になるのに、日本では観客がみな泣いている、というのも、この性質によるものに違いない。

北海道で鯨バーガー発売

http://www.sankei.co.jp/news/050620/sha089.htm
淡々と己の信じるところを遂行する。これぞ漢の生き様。
正直、鯨の竜田揚げと言われると、学校給食で出てきたいつまで経っても固いままのクソ不味い肉、というイメージしか湧いてこないのだが。
パンにはさんで食えるのなら、そこまで固い筈はないだろうし、一度くらいは食べてみたいものである。

RD-XS46のHDDが死亡

なんてこった。
どうせ死ぬならデータが貯まる前に死んでくれれば被害が少なくて済むのに。

月曜日, 6月 20, 2005

夕刊フジblogとメディアリテラシー

http://plaza.rakuten.co.jp/sendatte/diary/200506140000/
要するにインターネットというメディアに対するリテラシーが、利用者側に絶対的に足りないというのが世間一般の共通認識であるのだから、送り出す側はきちんとそれを踏まえて活動しないと痛い目に遭うよ、ということだろうか。
それはそれとして、コメントの方に気になる記述があった。「このような消え去る運命のメディアのことなど知ったことか」のような内容である(意訳に近いことをしているので文責は私にあると認識していただきたい)。
もし、東スポやら夕刊フジやらといった旧来のメディアが、団塊の世代の大量退職によって消えていってしまうのだとしたら、それは結構深刻な事態を招くことになるのではないだろうか。
なんだかんだ言って、紙メディアの歴史というのは古い。新聞に限ってみても、明治から脈々と続く歴史というものがあった上でリテラシー(この場合はタブロイド紙というメディアに乗せられたメッセージは信用に値しないという共通認識)というものも形成されている。
インターネットというメディアに関するそのような共通認識は、現状ではまるでないといっても過言ではないだろう(せいぜいが2ちゃんに関するものだろうか)。夕刊フジblogだろうがasahi comだろうが私のこのblogだろうが、受け取り手はどれをどれくらい信用すべきなのか、共通認識としての物差しは持っていない(あるいは、他のメディアを背景にした物差しがあるか)。
このような状態であるときに、旧来のメディアが一気に崩壊してしまったら、大混乱に陥ってしまうことは明白で、だからこそ旧来のメディアは崩壊しないのだ、という楽観的なものの見方もできるかもしれないが、これまでの世界の動きを見るに、そんな楽観的なことは言っていられないと思う。
かといって、旧来のメディアをそのまま維持し続けるのは何か違うし、インターネット上の「共通認識としての物差し」がすぐさま作り出せるわけでもない。
おそらくは、大混乱に陥って、その混乱の中の試行錯誤から新しい物差しが生まれてくるのだろうが、これもまた楽観的と言えなくもない。
私自身は、メディアによってメッセージの信憑性を計るという行為を「自分にとってどうでもいい情報」に対してしかやらないことにしている(あくまで方針であって、いつもそうしているわけではない)ので、自分自身の内面では困らないような気もするのだけれども、マスメディアの大転換が起きるとしたら、外部的な影響が必ずあるだろうから、悠長なことは言っていられないのかもしれない。
とはいえ、有効な対策の案など持ち合わせてはいないのだけれども。

モスクワで戦闘機に乗ろう!!ツアー

http://www.mercadotour.jp/rossia/rossiamig.htm
うぉ、Su-30なんか乗っていいのかよ! これで200万しないってんだから安いものだ。俺は払えないけどな。
なにげにホテルに宇宙船の名前が交じってるのも素敵だ。

F1アメリカGP

予選はRD-XS46のHDDがいっぱいになっていることに気付かずに見逃し。
R.シューマッハーのフリー走行中の事故をきっかけに、ミシュランのタイヤがレースディスタンスに耐えるだけの耐久性を持っていないとミシュラン自身が発表したことは知っていた。
2:50に目覚ましを掛けて、一応目を覚ますものの、夢うつつで聞いた「出走は六台」という言葉ですぐさまTVを消し(だって、結果も展開も判りすぎるくらいに判るし)、月曜のための眠りについた。今シーズンはレギュレーションの歪みが一気に噴出する年らしい。
政治力を行使したがる奴ってのは、結局こういうろくでもない結果を招き寄せるから嫌われるんだっつーの(上手く政治力を行使した奴はこのような変な結果を招かなかったので表立っては非難されないということもできるが)。ちったあ反省しろ。>ミシュラン

土曜日, 6月 18, 2005

日本マクドナルドは減益

http://headlines.yahoo.co.pj/hl?a=20050617-00000243-kyodo-bus_all
要するにあれですか。来る人間は増えたけれども、どいつもこいつも100円メニューばかり頼みやがるのでちっとも儲かりませんということですか。
「セットは得なような気がするが、実はメニューの中では利益率が高い」という事実を「セットはマクドナルドが儲かるのだから、割高だ」と解釈する人が増えたってことだと思う。
私は滅多なことではマクドナルド内で食べようとは思わないので、セットメニューというものも滅多なことでは頼まない。セットの利益率を保持したままでセットを頼む人間を増やしたいなら、まずは店内の居心地を改善するところから始めてみてはどうだろうか。

いびきが原因の傷害事件

http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200506170025.html
最後のコメントは、「夫も妻もぐっすり眠れるだろう」の間違いでは?

MSがXBox360と他社の次世代機に相互接続性を持たせようと働きかけているらしい

http://www.zakzak.co.jp/top/2005_06/t2005061702.html
えーと、相互接続性の話なんだよね?
一体どうやって「XBoxのゲームで遊ぶ」なんてことが実現できるのか、私にはさっぱり原理が判らないのだけれど、判る人は教えてください。
まさかMSが各メーカのライセンスを取得して各ゲームコンソール用のXBoxエミュレータを開発したなんてことはないだろうし(ハードで損してソフトで儲けるというビジネスモデルなら、他社のゲームコンソールで自社のソフトが動作することは必ずしも不利とはいえないけれども、ゲームコンソールの性能からしてそんなことが可能だとはとても思えない)。

木曜日, 6月 16, 2005

大学が企業秘密を持つ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050615-00000010-khk-toh
独立行政法人化して大学に金を払わないことにしたのはこちらなのだから、今更こういう動きに文句を言ってみたところで仕方があるまいに。
大学の独立行政法人化に関する意思決定に関わった人間の想像力が足りなかったのだ。文句を言うならそちらに言うべきで、大学や大学教授に言うのはお門違いというものだろう。

Flash広告と環境問題

http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20050615.html
これはIBMの広告の問題というよりは、Firefox用Flash Extentionの仕様不備ではないだろうか。
最初に筆者が勘違いしていたように、バックグラウンドに回されたりスクロールして表示領域外にされた時には動作を止めるようにしておけばいい。まさかとは思うが、Firefox Extentionには自分が表示されているか否かの情報を取得できないなどということはあるまい。いくらCPU資源が潤沢になったとはいえ、それに合わせて個々のタスクも重くなるのだから、無駄なCPU消費は避けられるようにしておかなければならないのは当然だ。
勿論、そのような動作をしていたとしても、広告が表示されている間は余計なCPU負荷を発生させるわけなのだけれども、そういうことを言い始めると広告そのものの存在自体が問題になるような気がする。

だからオタク=フリーター, NEET, ひきこもりは間違いだっつーのに

http://maidcafe.emiruemiru.com/modules/news/article.php?storyid=528
「イシハラ テツさん34歳コンピュータープログラマーは西東京にある彼の3つのマンションに床から天井まで本が埋め尽くされ、そのかかっている費用は想像も付きません。」と言っておいて、その直後に「現在、全国的に100万人に達する数で、引き篭もり(ほとんどが20代30代男性)は典型例として両親の家に住み、めったに自分の部屋も出ません。オタクの振る舞いは非難されています、日本の長引く不景気が続き社会的な幻滅に加えて、明確な就職願望を持たない日本の若者の数が増えるために。」とフリーターやNEETやひきこもりを出してくるその神経が判らん。まぁ、最初の人物もかなり平均からは外れていると思われるが(東京にマンション3つって……)。
何度も言っているが、ほとんどのフリーターやNEETやひきこもりには「かかっている費用は想像も付きません」と言われるほどの書籍を購入することはできない。そもそも、ひきこもりがアキバに来るわけないだろう。部屋から出ないでどうやったらアキバにやってくることができるのか。

弥生人は数を認識していた

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_05061424.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050614-00000070-mai-soci
数を認識できずに稲作農業を営めるものなのか、私は直感で無理そうだと感じるのだが、エージェントAIを使ったシミュレーションで検証できないだろうか。

水曜日, 6月 15, 2005

この世の中は既に表層的には掴みきれない

http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20050615#p1
物事を表層的に捉えて世の中に広く伝えるのがマスコミの役割だとしたら、歪曲は必然だろう。
世の中の複雑さ加減(と同時に進行する世の中で起きる事象の複雑さ加減)が、意味を歪めることなく表層的にまとめることを不可能にするレベルにまで進んでしまったと言うこともできる。
最早、生半可な知能レベルの持ち主ではマスコミに求められる仕事をこなせなくなってしまっている、ということなのかもしれない。これは非常に楽観的なものの見方なのだけれども。
閑話休題。
なんというか「問題の根源が英語で記述されているためにまともに読める奴がいなかった」結果として、このようなことが起きたように見えてしまう。
こんな文章は国語の問題として出されたとしても誤読をして騒ぐ奴は必ず発生するので、もし、校長がまともな判断力を備えた人物であったとしたならば、そもそもこのような主題を入試問題に据えたという迂闊さに対して反省し、事態を収拾させるために謝ったのだろう(本当にそうなのかは保障しないが、そうだとすれば謝るという行為に対して私は納得できる)。
歪みを気にせずに要約するだけならば、そろそろコンピュータによって代替できそうな気もする。提供される生データを個人個人が自らのコンピュータエージェントによって自分好みに歪ませて世の中の事件を大雑把に把握するというのは、80年代のエージェントモデル華やかなりし頃の未来像だったわけだけれども、可能ならばそれも悪くないと私は思う。

火曜日, 6月 14, 2005

現実離れした耳障りのいい言葉は病を象徴しているかもしれない

http://iwatam-server.dyndns.org/column/75/index.html
リンク先の熱湯浴ネット右翼なるものの分析は、正直かなりの部分で間違っていると思う。「僕たちは静かに暮らしたいだけなんだ」くらいまでは当たっていると思えるのだけれども、そこから先は飛躍以外の何物でもないだろう。
また、左翼の武器が「批判」と「対話」なのだとしたら、日本のネット言論界に左翼なんかいないと思うんだけれども。対話なんかしている自称左翼を私は見たことがない。
それはともかくとして。
「すべての人は敵」が不適切なのと同じくらい「すべての人は仲間」が不適切であるということが判らないうちは、サヨクという病から逃れることはできないのだろう。
この世の中は、ほんのわずかの「敵」とやはりほんのわずかの「仲間」と大多数の「敵でも仲間でもない人」で成り立っているのだ。そもそも、最初から相手の属性を決め付けて接するのは失礼極まりない話だろう。

月曜日, 6月 13, 2005

もつれていない光子をもつれさせることに成功

http://www.asahi.com/life/update/0612/001.html?2005
「量子もつれ」は量子コンピュータの基幹技術であるのは勿論、もつれた状態を長期間安定して保つことができれば、光速を超える通信にも使える(というか、昔の量子もつれの説明には必ず超光速通信の話が出てきていた)。
というわけで、アンシブルも21世紀中に実現するかも知れない。

RosettaではKernel Extensionは動作しない

http://homepage3.nifty.com/toshi3/index.html
Kernel Extensionは、OS 9の機能拡張のようなものなので、意外と広範囲で使われていると認識している(確認したわけではないが)。
例えば、Input MethodなんてのはKernel Extensionとして実現されている。ちょっとした便利機能を付け加えるツールなどもKernel Extensionであることが多いし、アプリケーションでも行儀の悪い奴は本体のほかにKernel Extensionを入れたりする。
というわけで、現在、Apple純正以外のソフトウェアを色々インストールして自分なりに環境を構築している人がIntel Macに移行すると、結構いろいろ動かなくなって往生することは必定と思われる。最低限、自分の使っているInput MethodがIntel対応してからの方がいいだろう。

STARWARS EPISODE 3の評を配給会社が検閲

http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20050611

ふーん。
私はEPISODE 1を観てがっかりして(EPISODE 6の雰囲気をさらに進めているように感じて)EPISODE 2を観にいかなかったクチなのだが、こういうことを書かれると確かに観に行きたくなるな。
こういうことがまかり通っているから、井筒なんていうくだらないおっさんがでかい顔していられるんだよな。あのおっさん、やってることはともかくとしても、言ってることは特に見るべき点なんかないのに。

F1カナダGP

フェラーリ、ダブル表彰台おめでとー!
眠いのでこれ以上は後ほど。
まだ眠いので散漫に印象を書く。
トゥルーリのマシンが、コーナーに来るたびに黒い煙を纏っていて、佐藤がブレーキが壊れてリタイアしたときに似てるなーと思っていたらやはりブレーキが壊れてリタイアしたのだけれど、フジの解説陣はなにも言っていなかったのが不思議だった。今期はブレーキが原因でリタイアが多くないだろうか。佐藤は一度引っ込んで出てきたのにリアブレーキが燃えてリタイアしていたし。
本当にルノーのトラブルはフィジケラに集中する。厄払いをした方がいいんではないか、などと思ってしまうくらい。
モントーヤはもう少し冷静にならないと今シーズンを棒に振る結果になりそうだ。マクラーレンはなんとなくツイてない印象なので、焦ると余計に不運が舞い込んできそうだ。
アルバースは予選では吃驚させてくれたが、レース中はひたすら邪魔だ。あれはなんとかならないのだろうか。

金曜日, 6月 10, 2005

2, x, 6, 8, 10という数列を与えられた時、xに入るのは?

http://www004.upp.so-net.ne.jp/s_honma/mathbun/mathbun131.htm
どうもこの人は「オッカムの剃刀」というものを知らないらしい。
まぁそれはそれとして、数学やってる人ってのは自分を理系だと思っているのか。君たちは「数学やってる人」という別分野にカテゴライズされる人たちなんだから、勘違いしないようにね。
例:
理系の人「もっと具体的に言ってくれないと判らん」
数学やってる人「もっと抽象的に言ってくれないと判らん」
いや、この例の場合は別に理系の人に限る必要はないけどね。

幻冬舎はお堅い文芸出版社なんだそうだ

http://anime.blogzine.jp/animeanime/2005/06/post_c347.html
え? 幻冬舎が堅い? そりゃ富士見書房だのメディアワークスよりゃ堅いだろうけどさ。それは単にターゲット層がティーンエイジャーじゃないからそう見えるだけで、幻冬舎ほど企画モノばかり出している出版社はないと思うんだけどな。
あれかね。「新本格魔法少女りすか」とか出してるから講談社の方が幻冬舎より堅くないのかね? え? どっちも文字主体の本だから堅い?

水曜日, 6月 08, 2005

スーパーコンピュータで分子レベルから脳をシミュレート

http://news.goo.ne.jp/news/infostand/it/20050607/1391205.html
うわー。2,3年前にこんなネタのSF書いたけど、あっつー間に実現してしまったのう。

森「ゲーム脳」昭雄の論文を読んでみた人

http://blog.drecom.jp/scheisse/archive/91
おぉ、すげぇ。
わざわざ英語の論文を取り寄せて読んでみる人がいようとは。
んで、論文を読んで突っ込みを入れているわけなのだが、疑問に思う点がいくつか。
論文中で、結論まずありきでカテゴリー名をつけてしまっていることに突っ込みを入れている。それは確かに良くないのだけれども、でもこれをType A,Type B,Type C,Type Dと仮に名づけることにして、結論としてそれぞれのタイプに名前をつけることにしたとしても、論文の趣旨はそれほど変わらない(論文を読みなれていない素人に与える印象は変わるだろうけれど)のでちょっと弱いのではないか。
最初はカテゴライズだけしておいて、論文の最後で実際に名前をつける方がきちんとした論文らしさが増えるのは確かだけれども、この程度の論理の前後は、論文全体の価値をなくしてしまうレベルのものではないと思われる。でもこういうのが許されるのはせいぜい学生までなんじゃなかろうか、とは思う。
また、実際に聞き取り調査を行なった、という一文がないために「聞き取り調査を行なっていない」と結論付けているけれども、大まかな調査内容と結果だけを示して、その結果がどのように導かれたのかが書かれていない論文なんてのは実は山のようにあって(執筆言語が英語か日本語かに関わらず)、データ操作の途中経過を書いていない(流石に「全く書いていない」ものには信用が置けないわけだけれども)ものも結構ある。
私が参照する論文は、その大半が助教授よりも地位が下の人が書いているものなので、教授レベルの地位にある人間の論文の水準がどの程度になるのかは良く知らないけれど、聞いた話では世の中に認められる論文を書く必要性が最も高いのは助手から助教授である期間であって、教授になってしまえば最低限の数だけ発表していれば問題ない、なんてことも言われているようだ。
示されている結果の数値があまりにおかしいことも「聞き取り調査を行なっていない」と結論付ける根拠になっているのだけれども、本来ならば論文を読んだ上で疑問点(今回の場合は、Table-1の数値は一体どのようにして導き出されたものなのか)を森「ゲーム脳」昭雄に問い合わせた上で結論を出すべきなんじゃなかろうか。
勿論、データの収集や操作の経過について論文中で言及されていないのは、論文のかなり重大な瑕疵ではあることは間違いないので、その時点でわざわざ問い合わせてみる必要性を感じなくなったという心情はとてもよく理解できる。
しかしながら、書かれていないことは論文の瑕疵なのか研究の瑕疵(行なわれなかったので書かれていない)のかは判らないのだ。論文そのもののレベルがあまりに低いので、この可能性も否定しきれないのではないかなどと考えてしまう。単純にこの論文のことを信用しないのならば、論文の形式が整っていないことで判断を停止してしまっても構わないと思うが、積極的に否定するのならば、それなりの手続きが必要なのではないか。
この文章を読んで私が思ったのは、この研究が森「ゲーム脳」昭雄の指導で行なわれていることは確かかもしれないけれど、論文を実際に執筆したのは連名で記載されているという学生なんではないかということだ。なんつーか、あまりに初心者的な瑕疵が多い論文だ。私はもっぱら情報工学分野の論文しか読まないが、まさか他の分野の論文のレベルがこの程度だとは思いたくない。

女子高生ロボット戦争

http://www.albatros-film.com/title.phtml?route=&titleid=203
バカ映画の雄、アルバトロスが贈るバカロボット女子高生バトル映画。
U局のアニメだと本当にありそうな企画なのが恐ろしい……こいこい7?
ロボットのデザインやミサイルの弾道が低予算映画なりの品質なのが惜しい。ここにだけしこたま金を掛けるべきだったのに。

IDEのドライブをUSB接続にするコード

http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0506/03/news038.html
これは便利かも知れない。IEEE1394バージョンも欲しい。
つって、冷静になって考えてみると、自分で必要になるのはきっとHDDが瀕死になったとかの理由でHDDを交換する時くらいなのではないか、そしてそれはどんなに頻繁に起きても半年にいっぺん以下なのではないかという事実に直面するので、冷静な人が多い場合にはあんまり売れない→値段は高いまま→余計売れないのネガティブスパイラルに陥るような気もする。
いや、内蔵光学ドライブを付けられるならそうでもないのか。筐体付きの外付け5inchドライブってクソでっかいのばかりだし。

米国のエタノールは紐付き

http://hotwired.goo.ne.jp/news/business/story/20050607106.html
あー、なるほど。
エタノール燃料も結局は政治の産物ってわけだ。
助成金つきでトウモロコシから作られているのでは、エタノールを化石燃料の有用な代替と認めるわけにはいかないかもしれない(おそらく、化石燃料そのものよりはC02循環に組み込まれている分だけマシなのだが)。

使い切りデジタルビデオカメラ

http://www.asahi.com/international/update/0608/007.html?2005
ほほぅ。
一般人のカメラに対する要求というのは「必要なときに手元にあり、そこそこの画質の絵が残せればいい」だということは、レンズ付きフィルムの成功で証明されている。
果たして残すデータが静止画でなく動画になっても同じ結果になるのか、なかなか興味深いところではある。
問題があるとすれば、使った後にDVDにするプロセスの窓口の数が、わざわざ探して歩かねばならないほど少ない可能性くらいだろうか。
日本で、7-11かファミリーマート(関東ではこのどちらかがフォローされていれば、あまり困らないので)を窓口にしてサービスできたら面白いかもしれない。

PEPSI X

ついに発売されたPEPSI Xを早速入手して飲んでみた。
……リアルゴールドのペプシ割?
苦味と甘みが交じり合った独特の味がその辺りを連想させるのかもしれない。
私の味覚はかなり子供寄りなので(苦味は嫌い)、正直、一飲してパッケージにある「クセになる味、直撃」とはいかなかったのだけれども、コカコーラlemonよりはポジティブに扱ってみたい味だ。
しばらくは見かけたら買ってみよう(などと言っていたPEPSI BLUEは、市場在庫がなくなると同時に姿を消してしまったわけだが)。

学園喫茶

http://www.geocities.co.jp/Playtown/2080/
ここの6/4分。
あー。学園祭っぽい雰囲気の喫茶店ってのはウケるかもね。アキバなんかなんとなく街中が学園祭っぽい雰囲気だしね。
ウェイトレスが教育不足で不手際だらけでも、学祭の模擬店だと思えば腹も立たないしね……いや、それは普通に腹が立つだろう。

火曜日, 6月 07, 2005

AppleがIntelアーキテクチャの採用を発表

http://www.apple.com/pr/library/2005/jun/06intel.html
英語だが、とりあえずニュースリリースを。
なにが嫌だって、OS9からOS Xへの移行で激減してしまった対応プリンタがこれでさらに減ることが容易に予想できることだ(なんかソフトウェアの移行は無問題ですよなんてことをAppleは言っているが、デバイスドライバが平気だと思われる資料は全く見かけないので、アプリケーションレベルの話しかしていないのだと判断せざるを得ない)。
あと、新しいPowerBookは今後一年以上に渡って出ないことが確定したのも結構嫌かもしれない。
現状で動いているデモマシンはPentium4だったらしいが、それだとPowerPCと比較してさほど速くないのと同時に、IA-32ベースのアーキテクチャはもはや行き詰っているという報道が頻繁にされているタイミングでの発表というのも気になるところではある。
ユーザはこうやってやきもきしているだけで済む話だが、これでMac小売店は壊滅してしまうんじゃなかろうか。AppleStoreしか選択肢がないというのはそれはそれで非常に嫌だ。

月曜日, 6月 06, 2005

思い出したかのように電波男

「電波男」への反論として「著者や賛同者達が萌えているのも10代巨乳の美少女なので、見た目で判断するという三次元世界の女性への非難の説得力が著しく減じている」というものがある。
それはまさにその通りで、「電波男」の「見た目が良いものを希求する態度に対する非難」というのはこの本の最大の瑕疵であると私は考える。
「人間なのだから見た目に評価が引きずられるのは致し方ないことだ」と認めてしまえば、相手を非難することなく平和に二次元世界に耽溺できると私などは思うわけなのだが、おそらく本田透氏には、長年に亘る女性による自身の理不尽な扱いに対する恨みつらみをそう簡単に振り切ることはできなかったに違いない。また、それを認めてしまうと現実世界からは完全に撤退することになるために、おいそれとは踏み切れない(すなわち、本田透氏にはまだ三次元世界への未練がある)のではないかと推察する。
我田引水的に解釈すれば、「電波男」は「見た目に評価を引きずられる自分」を(意識してか無意識のうちにかは判らないが)認めずに、結果として見た目によるふるい分けで割を食う人間(=本田透を含めたモテない男達)を騙し続けることを非難していると解釈することも不可能ではない。
そもそも、「電波男」の側に立っている人間は、妄想世界において見た目による選択を行なっているだけであって、それを現実世界での選択と同一視するのは、それこそ「妄想と現実の区別がついていない」のではないか。
「電波男」では「もう現実世界では何もしません」と宣言した上でその選択を行なっているわけで、「現実世界での行動規範を示していないのだから、妄想世界での規範をそのまま援用すると解釈するのが自然ではないか」という論を張ることはできないと考える。

片腹痛いとはこのこと

http://d.hatena.ne.jp/mkg50/20050602/p1
こいつの言っていることはおかしい。因果関係の検証さえまともにできずに人様の意見を批判しようなどとは、片腹痛いにもほどがある。
これだけだと本人はおろかギャラリーまで意味がわからないかもしれないので解説するが、「駄目人間」が「ゲームばかりしている」という事象が観測された場合に、1)駄目人間だからゲームばかりしている、2)ゲームばかりしているから駄目人間になる、という二つの因果関係が想定できる。
この二つの因果関係のどちらが正しいのかは、先に挙げた観測事実からだけでは絶対に判らない。他の観測事実が必要になる(さらに、3)駄目人間がゲームをすることでさらに駄目になったというより複雑な関係もありうるが、今回の場合には1)に含まれるものとする)。
「ゲーム脳」が批判されてしかるべきなのは、誤った推論といい加減な態度によって提出された観測事実(と称するもの)によって、2)が正しいと断じているからである。
誤った推論だけならば科学の世界には普遍的に存在しているために、反論はされても批判は受けないが、いい加減な態度は批判されなければならないものである。それは科学を科学たらしめている根本をないがしろにしているからである。
閑話休題。
「ゲーム脳」批判を批判しようとしたからか、それとも最初から持っている自身の偏見からかは知らないが、全く無批判に2)の因果を正しいものとして取り上げている。そのような人間が行なう批判が傾聴に値するかどうか、考えてみるまでもないことだろう。

保険とは

どこのだかは知らんが、最近、谷川俊太郎の文章を使った保険のCMをやっている。
見たことのある人も多いだろうが、イメージCMだからこれがまあ奇麗事なんですよ。
違うだろう、と。
保険っつーのは、人間の未確定の未来に対する恐怖心を購入動機に強く結びつけた商品であるということを意図的に無視してるだろう、と。
私はこういう奇麗事が一番嫌いだ。これならウザいと評判のアリコのCMの方が百万倍マシだ。

各地で悪事を働くベイダー卿

http://eiga.com/buzz/050531/12.shtml
暗黒面がどうこうという話ではなくて、大物か小物かという話なんではないか。
規模が小さければそれだけで平和だっつーことで。

萌えオタになることは競争を忌避すること

http://mozaic.lolipop.jp/archives/000280.html
おそらく私はオタク第二世代に分類されるのであろうが、そのオタク第二世代やオタク第一世代がそれ以降のオタクの難点として指摘する「なんでそんな薄いことで満足できてしまっているのか」という点を体現している意見だと思う。
要するに彼らは、「自らの好む分野においてさえ優劣を競うことを忌避している」ということなのだ。これは私にとっては思いもよらない結論だ。譬えて言うならば、MMRでキバヤシの断言を聞いた他のメンバーの気分。
一体、彼らはどこで自らの優越感を満足させているのだろうか。そして、それって人以前に生物としてどうなのよ、という感想を抱かざるを得ない。余計なお世話だが。
もし、萌えオタとして振舞うためには「他者と優劣を比較されることへの忌避」が必要不可欠なのだとしたら、私は萌えオタの境地にはたどり着けそうにもない。
それはともかくとして、どうして彼らがそれほどまでに競争を忌避するようになったのかについては、非常に興味がある。もしかすると、忌避しているという意識さえなく、自然にそうなるのかもしれないが。
ごく表層的な解釈を行なえば、教育現場の状況を見て、「教育が悪い」という結論に至るのだろうが、そんなレベルの話ではないような気がする。
現在の教育現場において、他者との優劣の比較は建前上は悪いことだとされている(順位をつけない運動会など)けれども、実際の社会は全くそんなことはなく、教育現場においてさえ入学試験という現実においては他者との比較に晒されざるを得ない。
また、入学試験を表立って批判する教育者も極小数に限られるうえ、そのような教育者は親によって排斥される傾向が非常に強い(元から同じような思想を持っているのでもない限り、そんな人間の口車に乗って子供の人生を棒に振らせる親などそうはいない)ため、心の底ではどう考えているかは判らないにしても、真正面からそのような主張を繰り広げる教育者もなかなかいないだろう。もし、入学試験を悪いものだと考えている教育者がいれば、そのような周囲からの抑圧が、更なる憎悪を掻き立てていたとしても、不自然なことではないだろう。
そのような状況において、教育を受ける側の人間が「空気を読んで」競争を忌避するようになったということなのだろうか? なんか非常にトンデモな香りの漂う推論な気がしてならないのだが。

木曜日, 6月 02, 2005

ゼロ/低カロリー甘味料

http://portal.nifty.com/special05/06/01/
なんだこの感性のみで語られる食い物論は。
合成甘味料の感覚に違和感があるのは、砂糖(ショ糖)によって刺激される感覚と合成甘味料によって刺激される感覚が一致していないから(そしてそれは摂取した物質が違うのだから正しい)であって、それ以上でもそれ以下でもない。そこには情緒的な理由など欠片もない。要するに、違うものを食ったんだから違う味がするのは当たり前。
この人たちにローカロリーではないけれどもショ糖とは違う味を持つ糖(例えば、ショ糖の1.5倍の甘さを持つとされる果糖など)を色々与えてみたら、一体どういう反応を示すだろうか。ローカロリーの糖だと騙しておくと、今回のような反応を示すのではないだろうか。

紅茶が香るカルピス

不味っ! 二度と買わん。
メインである紅茶の香りが合成香料の雰囲気バリバリでお話にならん。
葉から淹れた紅茶よりも午後の紅茶の方が好きな人なら美味しく飲めるかもしれない。

コカコーラLemon

新発売直後から今更感が漂うのだけど、コカコーラにもレモンフレーバーが登場した。
私は事前情報を全く入手できていなかったので、おそらく事前宣伝は全くせずに6/1から店頭に並ぶのと同時にCMを始めたのではないだろうか。しかしながら、Pepsi Twistはもう2年以上も前から市場にあるわけで、その手法が有効かどうかはかなり疑問だ。
んで、新しい物好き(ただし、明らかなゲテモノはパス)をもって自認する私は、早速飲んでみた。
うーん、微妙。
どうしてもTwistとの比較になるのだけれども、Twistに比べるとレモンの香りが弱すぎる。その影響なのか、それとも元々の味の違いなのか、Twistに比べると後味も甘みが強く残ってあまりさっぱりしない。
別に不味いわけではないが、Twistや普通のコカコーラと比べてこちらを選択する理由ができるほど美味くもない。これならCherry Cokeの方が私には向いている。
聞くところによると、Twistは当初香料のみでLemonフレーバーをつけていたが、SUNTORYの技術によって実際にレモン果汁を使用することに成功し、それで日本市場に受け入れられたらしい。コカコーラLemonの原材料を見ると、レモン果汁は含まれていないので、その差があるのかもしれない。
もっとも、Cherry CokeやDr.Pepperが好きな私の嗜好は日本市場の平均的な嗜好とはかなりずれていると思われるので、ひょっとすると市場では受けるかもしれない。私は買わないけれど。
蛇足:
私は、コカコーラLemonを「Twistや普通のコーラやその他の清涼飲料があれば選ばない」というだけで、これしかなければこれを選ぶ。C2やダイエットコークはそれらしかなかったとしても積極的に選ばないので、それらよりは美味いと感じているのである。

水曜日, 6月 01, 2005

NEETなんぞやっとったらオタクにはなれぬ

http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C478131471/E564374431/index.html
オタク=NEET or フリーターなどという阿呆な妄想を抱く奴が後を絶たないのはどういうわけなのだろうか。
現代オタクライフを満喫するために一番必要なのは現金収入なのだ。そうじゃなかったら、オタク市場が有望市場として注目されるわけがないだろうが。もしかして馬鹿なのだろうか?