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r-fukai's Diary ausf blogger

金曜日, 9月 30, 2005

AppleがiPod nanoの欠陥を認める?

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20087845,00.htm
なんか釈然としない。
ユーザ側とAppleは「ねじれの位置」にあるんではないか。
Appleは傷については何も認めていないし、ユーザ側は相変わらず傷について問題にしてるように読める。
それなのに、双方が自分の満足する結果が出ていると評価している? そんな筈はない。どこかに誤解もしくは誤魔化しがあるとしか思えない。
これで事態が沈静化してしまうのならばそれでもいいのかもしれないが、一旦沈静化したかのように見せて、より大きな災いをもたらすような気がしてならない。心配性すぎるだろうか。

木曜日, 9月 29, 2005

メイド喫茶と風営法

http://www.pluto.dti.ne.jp/~rinou/?09291803#20050929
「メイド喫茶って風営法に引っかかるんじゃねーの?」という指摘(フィクションだとか逃げを打ってる点がにんともかんとも)に対する反応集(結構後ろの方)。
ざっと見て回ったのだけれども、「"殆どの"メイド喫茶はそういう営業はしてない」という文言が目立つように思う。もっとびしっと「こことここはこういうことをやってるからまずいかもね」「ここはそんなことをしていないよね」という言及はできないのか。それはそういう営業をしている店舗への攻撃に見えるからやりたくないのか。
実際、そういうサービスをやっているところの方がテレビ的な見世物としての話題性は高いわけで、テレビなどを通じてメイド喫茶の知識を得た人間には全てのメイド喫茶がそうであるかのような印象を既に持たれてしまっているだろう。最初の指摘はそのような背景からなされたものだと考える。警察関係者がテレビから得た知識をもとに摘発を検討することはあり得ない、などとは誰にも言えはしまい(検討した結果、問題なしとされる可能性は十二分にある)。
そういう痛くない腹を探られるような行為をされたくないと考えているならば、指摘に該当する店、しない店を明白にしておくのは、必要な行為ではないのか。
以前にも書いたけれども、メイド喫茶は往古のカフェーのような状況に陥っているような気がしてならないので、カフェーが辿った道をもう一度辿りたくないのならば、積極的に状況を変えるべく行動した方が良いのではないかと考える(無責任な外野の戯言に過ぎないのかもしれないが)。

軌道エレベータの基礎実験に成功

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050929-00000091-myc-sci

これは要するに、ケージの自重によるもの以外の張力が掛かっていない垂直に伸びたケーブルを、そのケーブルに掴まる力以外の力なしで昇降できるかどうかの試験ということでいいのだろうか。
カーボンナノチューブによるケーブルそのものの実現の方が、今回実験したケージよりもはるかに重要で、かつはるかに難しいと思うのだけれども、その辺はどうなっているのだろうか? 実地の耐用実験なんかどうやってやるのだろう?
ある程度……例えば1m以上のオーダーで長いカーボンナノチューブは、実際にはまだどこにも存在しないはずだけれども、実現すればかなりの危険物である。これは物凄くよく切れる刃物として使用できる。90年代に流行ったサイバーパンクに登場した単分子ワイヤという奴だ。実験に失敗してこんなものがばら撒かれたら目も当てられない。
今回の実験は、投資家向けのデモンストレーションの色が強くて、技術的意味は薄いのではないだろうか、とついつい疑ってしまう。

インテリジェントデザイン論

http://www.sankei.co.jp/databox/kyoiku/etc/050926etc.html
産経は全国的に展開している一般紙としては、他の新聞に比べて一つ格が落ちるらしいが、こんなトンデモを真面目に紹介してるようじゃ、格下なのも仕方ないな。
実際のところ、人間のデザインになにがしかの知性体が関わっていたとしたら、そいつは相当のデスマーチを経て人間の設計を終えたに違いない。こんな不自然な妥協の産物の塊なんかそうそうない。絶対に途中で担当者が逃げるか入院するかして、まともな引き継ぎなしに次の担当が作業やってるぞ。
そもそもこの記事は、生命と人間を使い分けることで明らかにミスディレクションを狙っている。私がざっと読んだだけで露呈するようなミスディレクションなんぞ、鼻紙にもならん。やるならもっと上手くやらんか馬鹿者。
しかしなんだな。カンブリア爆発なんて前世紀の遺物みたいな説なのだが(エディアカラ動物群なんて、ちょっと調べればすぐ出てくるし、古生物学の定説が如何に脆いものなのかは、国立科学博物館に行って古い恐竜の復元図を見ればすぐに判る)、どうしてどいつもこいつも科学に攻撃を加える人間は、敵のことを全然知らないのだろうか。孫子の兵法も守れないようでは理系文系に関わらず勉強が全然足らん。出直して来い。

水曜日, 9月 28, 2005

スターバックスがコンビニ売りのコーヒーに進出

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20050927AT1D2606226092005.html
昔々、仕事で韓国に行ったときにコンビニでMAXコーヒー(千葉県人のソウルドリンク)のごとく甘い、瓶入りコーヒーを売っていて、確かそれがスターバックスブランドだったと記憶しているのだけれども、どうも2chのスレ(ニュース速報+で各自探すように)の評判を見ると、私の記憶は正しかったようである。
いや、前にも書いたけれども私は喫茶店で高いコーヒーを飲むくらいなら本を買いたい人間なので、スターバックスなぞ入ったこともないのだが。
なんか人気が無闇に高い割りに入荷が少ないので品薄らしいが、見かけたら一度くらいは買ってみるか。

ダイオウイカの捕食行動を世界で始めてカメラに記録

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050928i405.htm
へー。
ところで、ダイオウイカ以外に浮遊性と言われているイカはいるのだろうか?
http://homepage2.nifty.com/ToDo/cate5/ika3.htm
ここによると、他にもアンモニウムイオンによって浮力を得ているイカはいるらしいが、だからといって浮遊性であるわけではなさそうである。浮遊性が高いといわれているコウイカだって、実際に活動しているところを見れば、非常にアクティブである。
コウモリダコ並みに浮遊生活を営むイカが本当にいるのだろうか。

NSAがIPアドレスからユーザの物理的位置を探る技術の特許を取得

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20087421,00.htm
最初は「なんじゃそら」と眉に唾をつけて見てみたのだが(NSAと言えばエシュロンの能力についての都市伝説だし)、各マシン間のパケットの遅延をもとにトポロジーマップを作って云々というところで納得。ものすごい計算機資源が必要な気がするのだが、その辺りを解消する技術も込みで特許なのだと信じたい。
プロキシをかましていると判らなくなる、と書かれているが、それではPPPoEでも駄目なんじゃなかろうか。

航空機と衝突した鳥のデータベース

http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050927301.html
元記事のタイトルから期待されるような技術的先進性に満ちた情報は、残念ながら含まれていないが、飛行機に衝突する生物についてのトリビアは満載である。
例えば、「最初に飛行機に乗って鳥に衝突したのはウィルバー・ライト」とか(最初の飛行機からかよ!)。

禁煙ファシズム運動だってさ

http://d.hatena.ne.jp/20050926/p2
http://d.hatena.ne.jp/amai_oyatsu/20050927
最初のリンクを踏まえての後のリンクでの発言。
>このような非対称が許される理由はいったい何だ?
それは、片方が安全側への証明で、もう一方は危険側への証明だからなのでは。
タバコ以外でも普遍的に見られる現象ではないか。
例えば、環境ホルモンの危険性など、個人的な体験はおろか定量的な調査結果さえも存在しないのに信じられている。それに比べればえらく健全だと思う。
放射性元素に関わる様々な都市伝説(今だと劣化ウラン弾なんてのが旬ですな)も、個人的な体験などほとんど見られず、あるのは適当な調査を基にした政治的思想の発露から生まれた伝聞だけと言っても良いくらいの状況だ。それでも信じる人は後を絶たない。
要するに、人間は、自分が直接利益を得ていない危険かもしれない事物には拒否反応を示す、ということなのだろう。
その拒否反応にとって都合がいいのは、危険側の証明であることは言うまでもない。自分が直接利益を得ていないわけだから、危険と看做されて排除された方が、自分の周囲から危険因子が減る分、自分の利益になるというわけである。

火曜日, 9月 27, 2005

昆虫とカバってなぁ

http://d.hatena.ne.jp/zaikabou/20050925#1127656243
「メガネ男子」に関連して、「電波男」でも触れられていた「不可視領域」という概念についての、非常に判りやすい説明。
判りやすいのは良いのだけれども、昆虫とカバって喩え(ある意味非常に的確に思えるけれども)は一体どこから出てきたのだろうか。結構気になる。
要するに、以前書いたように「三割り増し」の掛け算をするまでもなく「無意識のうちに」(ここ重要)不細工に対するフィルタリングが行なわれているので、「イケメン限定」ではない、と主張していたとしてもイケメン限定になっているということ。
このフィルタリングを「言行不一致だろう」などと責めてみたところで、おそらく言われた側には理不尽なクレームを付けられているとしか感じられないに違いない。不毛だ。

木曜日, 9月 22, 2005

11/30をもってYOZANがPHSサービスを終了

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/09/22/9231.html
あらま。
さほど掛からない(2000円/月未満)ので契約しっぱなしで放置してきたのだが、Vodafoneに移行する気はさらさらないし、このまま自然消滅ということになるのだろうか。

SONY、クオリアの新規開発中止

http://www.asahi.com/business/update/0922/053.html
さもありなん。
クオリアは、試み自体は評価できるのだけれども、出てきたものが悉く評価できないという、SONYの地力を疑わせるようなプロジェクトだったような気が、個人的にはしている。

復刻堂ガラナ

ダイドードリンコが、独自ブランドとして地味に展開している復刻堂だが、ガラナという新製品がしばらく前からコンビニに並んでいた。
ガラナというと、PEPSI XやキリンレモンBLACKなどで、独特の苦味を持つ印象があったので、手を出すのに躊躇していたのだが、意を決して飲んでみると、これが普通に飲める味になっている。
系統としてはオロナミンC系列で、リアルゴールドやLIFEGUARDなどの同様の風味を持つ飲料水群と比べても、苦味もほとんどなく飲みやすい。原材料名には、果糖ぶどう糖液糖、香料、カラメル色素、酸味料としか書かれていず、特に健康/機能指向というわけでもないようだ。
一体、これのどの辺がガラナなのか、という点も含めて、マーケティングを見直せば、LIFEGUARDくらいには市場に食い込めるのではないだろうか。

DELLの新シリコンプレイヤー

http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0509/21/news021.html
なにこの百円ライター。
別にShuffleのデザインが優れているとは思わないが、いくらなんでもこれはないと思う。
特にnanoが出てしまった今となっては、機能、デザイン等々に余程のアドバンテージがなければ、苦しい戦いを強いられることは必至だろう(それは、この製品に限った話ではないけれども)。
このDELLの製品は機能的にも特筆する点はなく、言ってしまえばありふれた製品であるわけで、正直、これを指名買いで欲しがる層というのが思い浮かばない。

東京都がプロバイダなどに有害情報フィルタリング努力義務を課す

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/09/21/9218.html
タイトルから受ける印象に比べれば、それほど変な内容ではない。
要するに「なんらかの情報フィルタリング手段を提供する」義務を罰則なしで課すということだ。
こんなもん、インターネットの便利さを大幅にスポイルするようなものでなければ、フィルタリングを必要だと考える人間が満足する実装など無理だと思うわけだが、いっそのこと、未成年者(もしくは保護者の監督下に置かれている者)専用のSNSでも作って専用のPCでアクセスさせた方が、広範囲の人々を満足させられるのではなかろうか。そのSNSに大人が入り込むことを防止するのは結構難しそうだな。がちがちの生体認証(それこそ、一定時間ごとに本人が使っていることを証明させるような)でもさせるしかないか。

水曜日, 9月 21, 2005

Operaの無料版から広告が消える

http://plusd.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0509/20/news051.html
要するにFirefoxと同じフリーのブラウザになるということだ。
この間の10周年記念無料ID配布はこれの布石だったわけか。早速8.5で巡回している人もいるようだ。
無料IDをなんとか手に入れて、しばらくOperaを使っていたのだけれども、タブ周りのキーアサインがSafariやFirefoxと違っていて使い勝手がいまいちなのである。
きっとなんらかのカスタマイズの方法が用意されていると思うのだが、探し出してまで使い続けるほどメリットがあるわけでもないのがにんともかんとも。
Windows版Firefoxには、ヘビーにタブブラウズを使い倒していると使用メモリが際限なく肥大していってシステム自体の動作も遅くしてしまうという欠点があるのだが、乗り換える理由としてはこれくらいだな。Mac環境では今のところShiiraで困ってないし。

おでんに「にんじん」を入れる

http://excite.co.jp/News/bit/00091126864974.html

ええ~っ。
にんじんは、嫌いな人に言わせると「薬臭い」そうだが、別に普通に食べられる私からしても薬臭いと思う。
おでんの基本の具は練り物になった白身の魚だと私は思うので、その繊細な香りに、にんじんはいかにも影響を与えそうではある。
私は特ににんじんが食べられないというわけではないけれども(味覚が子供なので、蜂蜜で甘く煮付けた付け合せのにんじんなど大好きである)、肉じゃがなどにバランスを逸してにんじんが大量に入っていたりすると、あまり美味くないと感じてしまう。その経験から、肉じゃがよりは繊細な味付けになっているであろうおでんにも同様の働きをするのではないかと推察するわけなのであるが、私のような人間は少数派なのだろうか。

火曜日, 9月 20, 2005

.Macのサービスが強化

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/09/20/9200.html
私はといえば、メールアドレスの維持のために金を払っているのだけれども、正直微妙な強化内容だと思う。
blogサービスやSNSくらいやってもバチは当たらないと思うのだが、そんな予算はないのだろうな。

メガネに情動に影響を与える内分泌攪乱物質が含まれることが判明

http://bogusnews.seesaa.net/article/7066073.html
素晴らしい。こういう反応こそがスマートと言えるのだろう。
この記事に比べれば、私のエントリなどハナクソほどの価値もない。

「メガネ男子」を読んでみた

なんだ。やっぱりイケメン限定なんじゃん。というのが正直な感想。
そもそも、最初の対談記事からしてイケメン限定臭ばりばりですがな。力いっぱいオタクを否定してるし(これがまた定義が曖昧なもんだから、非常に広範囲のオタクを切って捨ててるようにしか見えないのである)。カンニング竹山が「嫌いなメガネ」の上位に位置している点からして、何をいわんやである。
「別にイケメンでなくても構わない」という考えを持っている人も中にはそりゃいるだろうが、その割合はおそらく、メガネ着用者萌えの人に限らず、女性全体の「別にイケメンでなくても構わない」層の割合と同程度だと思われる(要するにごく少ない。蓼食う虫ってやつですな。やわらかく言えば「人それぞれ」)。
つまりは、この「メガネ男子」という言葉で代表される一連の出来事は、顔面偏差値50未満の人間にはほぼ関係ない話なので積極的に流すべき話題だ、というのが誰も傷つかない結論なのではないだろうか。
男のオタクたちが「メイド萌え~」などと戯言をほざいていても(自分も似たようなことをここ以外の場所でやっているので、これは誰かへの攻撃ではありません)、肯定的に関わる女性以外の人々にスルーされる分には、男オタクの誰も文句など言わないだろう。むしろ、よく判らないけど珍獣観察には興味がある、などという態度で関わってこられるよりずっと良い。それと同じことである。
そもそも「メガネを掛けている」という時点でヴィジュアルから入っているわけで、容姿は関係ないなどということがあり得るわけもないのである。
http://mo-mama.com/log/2005/09/15-megane2.php
あぁそうか。関係ある人とない人の峻別を完全に自覚させたいがために読ませたいんですね。賢いなぁ。
でも、無闇に人に希望を持たせて後から叩き落すのは、罪深き行為であるということをもっと認識するべきだと思いますよ。

NASAの月有人ミッションの概要が明らかに

http://www.nasa.gov/missions/solarsystem/cev.html
(ドメインを見れば判るが、リンク先は英語である)
あぁ、やっぱりアポロ宇宙船に近い設計のものを新規で製作するわけね。完全に新規ではないからアポロほどは手間は掛からないのかもしれないけれども、失われてしまった属人的技術というものが案外多くて苦難に満ちたミッションになったりはしないのだろうか。
そもそも、NASAはこの形式の宇宙機を何機製作するつもりなのだろう?(スペースシャトルミッションに掛かる予算がNASAの当初の見積もりよりも莫大になってしまった背景には、オービターの製作機数が当初のNASAの計画よりも大幅に減少してしまったために、オービターの価格が高止まりしてしまったという理由もある) それともアポロと同様の国威高揚ミッションだから、予算は普段のNASAのミッションよりも潤沢なのだろうか。
いくらシャトルが欠陥品であろうとも、予算さえ潤沢ならばもう少し明るい宇宙計画が展開されている未来というものがあり得ただろうと予想できるので、1機か2機で完了する太陽系探査計画などに比べると、予算に関する心配がむくむくと頭をもたげてくるのである。大きなお世話も甚だしいのは重々承知の上で。
などと色々心配事を書き連ねてみたが、まぁ13年もあれば平気か。月面有人計画だけは実行されて、その後が続かないとか、アメリカの経済が悪化して計画自体がなかったことになるなんて可能性も、計画の期間が長ければ長いほどあり得るのだけれど、そこまで心配すると単なる疑心暗鬼に陥っているだけのような気もする。
予算など政治面でのいらぬ心配事はこの辺にしておいて、技術面についても触れておくことにする。
人間を打ち上げるためのロケットとその他の貨物を打ち上げるためのロケットが別になっているのは、シャトルシステムでさんざん批判されてきた点を改善していて(貨物運搬に必要とされる精度と人間を運搬する場合に必要とされる精度には厳然たる差があるのだが、シャトルは貨物と人間を同時に運搬するために貨物の運搬に不要なコストを掛けざるを得なかった)、やはりNASA内部でも同様の批判があったことをうかがわせる。
貨物打ち上げに使用するサターンVもかくやと思わせる大型ロケットは、シャトルのメインエンジンを5機束ねて使うとか書いてあるが、100%に近い安全性と複数回使用が前提のシャトルのメインエンジンは、使い捨てが前提の打ち上げロケットのエンジンとしてはオーバースペックなのではないだろうか。……もしかして単段式ですか、これ? 人が乗るほうは一段目がシャトルの固体ロケットブースターで二段目がシャトルのメインエンジンという、それなりに妥当性のある構成になっているのに、何故に貨物用だけシャトルのメインエンジンを使っていてしかも単段なのだろうか(液酸液水ロケットエンジンは、大気圏中では効率に劣る点がある。これはH-IIAでも同じことが言えるのだが)。
月面往還に関して、アポロを超えるコンセプトは特に見当たらないようだ(アポロ以外に技術的蓄積がないのだから当たり前だが)。月面に根拠地を作るという話も、技術的な裏付けが特に書いてない。詳細は試験的ミッションを繰り返して詰めるということか。なんかジェミニ計画からやり直しているような印象もある。
ちなみにジェミニ計画については以下を参照のこと。
http://spaceinfo.jaxa.jp/db/kaihatu/hikou/hikou_j/zyemini_j.html

金曜日, 9月 16, 2005

Revolutionの新型コントローラ

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20087292,00.htm
別売りではなく、標準のコントローラがこのような特殊な形態になったことはなく、その点だけでもこの新型コントローラは評価できると思う(ゲーム開発企業は、非標準のコントローラはそれだけでユーザのパイを小さくする要因となるので避ける傾向にある)。
しかしながら、デザインはSonyが作ったiPod shuffleのパチモンみたいでいまいち。

カトリーヌは日本のヤクザが作った人工ハリケーン?

http://www.sankei.co.jp/news/050916/kok061.htm
原爆投下の報復措置だそうだが、そんな国粋的なヤクザが、現代日本に生き残ってしかも大きな勢力を保っているとは到底思えない。
そもそも、日本人は台風で嵐に慣れているから、台風ごときで原爆の報復に足りるなどと考える人間も少なかろう。なにせ毎年10回くらいは来て、土壇場になって屋根の修理をしている間抜けが死ぬ程度の被害しか起きていないのだから。

木曜日, 9月 15, 2005

XBox360は12/10発売

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20087251,00.htm
ふーん。
本体と同時に発売するゲームでやりたいものがないなぁ。ちょっと面白そうなのはナムコのフレームシティくらいか。と言っても、本体を買わせるだけのパワーはない。
そういえば、XBox互換という話がどこにも出てこないのだけれども、あれは嘘だったのだろうか。下位互換性は、ソフトウェア資産に乏しいハード立ち上げ時期にこそ効いてくるというのに。

武器と防具のどちらを先に買うか

http://maname.txt-nifty.com/blog/2005/09/post_151d.html
その時点で、大概の敵より速く行動できるなら武器、そうでないなら防具を買うのではなかろうか。あまりに武器が貧弱で、ろくにダメージを与えられない場合や、防具が貧弱でダメージをほとんど軽減してくれない場合は当然除くとして。
というか、フィールドタイプのRPGなんかだと、武器と防具のどちらを購入すべきか迷えるシチュエーションってほとんどない気がする。金が足りないとか特性が合わないとかで、買うものが制限されることの方が多くはないか。

キーの音から入力内容を知る

http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000050480,20087237,00.htm
まるでスパイ大作戦(今はミッション・インポッシブルと言うべきなのか)の世界だ。
人間のタイプ速度よりも速く解析できるので、リアルタイム解析も可能だそうな。確かにこれはパスワードによるアクセスコントロールの終焉を意味しているのかもしれない。代替はとりあえず指紋になるのだろうか。

オタクっぽい泡沫候補山下万葉のインタビュー記事

http://www.tanteifile.com/tamashii/scoop_2005/09/13_01/index.html
すげぇ。家出した母親を探すのに300万どぶに捨てられるのか。
自分の身を削って金を稼がねば生きていけない我々庶民とは、全く異なる金銭感覚の持ち主だ。
素で「パンがないならケーキを食べればいい」とか言いそう。

水曜日, 9月 14, 2005

キングレコードがiTMS参加

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050913/king.htm
さぁ早くVictorも参加してくれ。

新WILLCOM端末のスクープ

http://blog.wx310k.com/index.php?itemid=27936
DIMEという雑誌の9/15号に、11月下旬発売予定とみられるWILLCOMの新機種の記事が載ったそうな。
リンク先に写真と記事本文のテキストがあるので、詳しくはそちらを参照してもらいたい。
京ぽん2が気になるのは勿論のことだが、日本無線のPDAっぽいデザインのも結構気になる。
早く正式発表されないものだろうか。

小惑星イトカワの写真

http://www.jaxa.jp/press/2005/09/20050914_hayabusa_j.html
イオンロケットで惑星間空間を渡る探査機「はやぶさ」が、目的地である地球から3億2千万km離れた小惑星「イトカワ」に25kmまで接近して撮った写真が公開された。
3億2千万kmといえば、太陽から地球までの距離である1天文単位の2倍強である。「はやぶさ」は、これほど遠い場所まで行って、そして帰って(!)来るのである。
道半ばとはいえ、既にこんなに素晴らしい成果が出ているのに、マスコミは冷淡なものだ。本当に、何かしらわかりやすい実利がなければ、探査計画が世間一般の興味を引くことはないのだろうか。そんなことはないはずだと思いたいのだけれども。

火曜日, 9月 13, 2005

軌道エレベータまで!

http://news.goo.ne.jp/news/mycom/it/20050913/20050913-05-mycom.html
昨日の火星植民に続き、軌道エレベータである。
軌道エレベータさえできてしまえば、大規模な宇宙開発など思うがままだ。宇宙ステーションなど序の口で、大規模な月面基地、スペースコロニーなども、地上の大規模開発プロジェクトと同程度の苦労でできてしまうに違いない。
私は地球環境の保全のためには大規模な宇宙植民は不可欠だと考えているので、大いに期待したい。案外、昨日の火星植民もこの計画を視野に入れてのことなのだろうか。

おでかけスゴ録

http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0509/12/news064.html
録画と同時にMPEG-4変換、1時間番組の転送に2分!
かなり理想的なモバイル録画番組視聴環境に近づいたのではないか。RD-XS46を買っていなかったら、衝動的に買ってしまっていたかもしれない(PSPもないからかなりの出費になってしまうわけだが)。

月曜日, 9月 12, 2005

メガネ男子とな

http://mo-mama.com/log/2005/09/05-megane.php
9/15にアスペクトから「メガネ男子」なる書籍が出るようで、世間にはメガネを掛けている男を魅力的だと思う女性が、少なからずいるらしい(声の大きい小数派だという可能性もないこともない)。
で、私は高校生の時からメガネを必要とする視力にまで落ちてしまって(就寝前にベッドサイドランプで文庫本を読みふけるという生活のためだと思われる)、そして、目の中に何かを入れることは生理的に受け付けないので、それ以来の短からぬ時間、ずっとメガネを掛けて生活しているのだけれども、そのような女性にはついぞお目にかかったことがなく、なにか胡散臭いものを感じていたのだけれども、以下のリンク先の記事を読んで胸のつかえが取れた。
http://aruhenshu.exblog.jp/2641106/
元の魅力が低ければ3割り増しだろうが5割り増しだろうが大勢に影響はしないのだ。考えてみれば当たり前の話である。掛け算なのだから、元の数字が小さければお話にならない、ただそれだけの話だ。種を明かせば簡単なこととは、こういうことを言うのだな。納得納得。

積極的に放っておきたい

いろんなところでいろんな話題になっているホワイトバンドだが、私は近視眼的利己主義者であるので、真面目に貧困への対処法を考えることができないのであれば(本人が真面目であろうとも、有効な案が出てこないのならば同じこと)、第三世界の貧困などというものは積極的に放っておきたいと考える。
結局のところ、彼らを恒久的に貧困から救い出すことができるのは彼ら自身だけであり、我々にできることはその足を引っ張らないことくらいなものである(ODA関係の政府組織に属しているとか、そういう特別な人は除く)。特に知恵も金もない人間が声を上げてみたところで、なんになるだろう。声を上げることなく注意深く観察し、彼らの足を引っ張ろうとしている動きを見つけて牽制する方が何百倍もマシだ(そのような動きを完全に封じるのに有効な手段として、一切の関係を絶ってしまうというものもある)。
積極的に関与しなければならないなどと思い込んでいる人々に、アメリカのイラク政策が非難できる筋合いはないだろう。現地の人間からすれば、どちらも大きなお世話であることに変わりはない。
そもそも、有効な地球温暖化防止策を講じる前に第三世界の経済発展が始まると、一気に地球温暖化が進んで人類は滅亡するんではないだろうか。中国とインドだけでもかなりやばいというのに、これにアフリカが加わったらそれこそあっという間に破滅が訪れそうだ。
ついでに言っておくけれども、慈善の皮を被った営利活動について、特に意見はない。慈善活動で何かを得ることを罪悪だとは私は思わない。

2025年に火星に入植を目指す企業

http://hotwired.goo.ne.jp/news/business/story/20050909101.html
よくよく考えてみたら、火星に住む方がスペースコロニーを作ってそこに住んだり、月に住むよりも技術的障壁は低いのではなかろうか(到達するまでに必要な運動量は計算してみないとどの程度違うのかは判らないが)。まぁ、採掘した資源を外に持ち出すのには多少苦労しそうだ。
しかし、2025年って、あと20年しかないぞ。何の障害もなく(現在解決されていない技術的障壁もすかっと解決されて)全てが順調に進んだ場合のスケジュールなのか。
もし本当にこのスケジュールで火星に入植できるのなら、私が生きているうちに火星に旅行ができるようになっているかもしれない。あまり期待しすぎてがっかりするのもなんだから、心の隅に書き込んでおくことにしよう。

木曜日, 9月 08, 2005

iPod nano

AppleがiPod miniの後継機として、より小さく薄いのにカラー液晶ディスプレイを搭載したiPod nanoを発売した。何故にそのような魔法の如き所業が可能なのかといえば、iPod miniでは主記憶装置にHDDを使っていたが、iPod nanoではフラッシュメモリに変更したからである。
私は第二世代iPodの10Gモデルを細々と使い続けているのだが(移動中にずっと音楽を聴き続ける訳でもないし、1日1回の充電もそれほど面倒だと思わないので、電池は今のところ使用に耐えるだけの充電容量を保っている)、大してCD持ちではないと思われる私のライブラリが10Gでは収まらないという事実を鑑みると、iTunes上でiPodに収める曲の取捨選択をしなければ、どうやっても4Gでは収まらないという結論しか出ないので、iPod nanoは私の購入選択肢には入りえない商品なのである。私にとってのiPodは「何も考えずに自分のCDライブラリを持って歩ける」製品以上でも以下でもないのだ。
それに、上位機種の4Gモデルは27800円もするので、下手をすると20GのiPodが30000円で入手可能な現在、どうせ買うなら20G iPodを買うのが理性的判断というものだろう(もちろん、iPodの容積に非常な不満を持っているならば話は別である)。第二世代iPodからの移行ならば、それだけでも本体の容積は減るのだし。

火曜日, 9月 06, 2005

誰も本当のHDTVを知らない

http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0509/05/news003.html
現在の地上波デジタルHDTVでは、製作サイドでさえハイビジョン画質の映像を見ていない、という話。
それどころか、現状ではコピーを繰り返すと画質が劣化していってしまうそうで(プロ用機材なのに)、コピーして切り張りが基本の動画像メディアとして、地上波デジタルTVで画質を云々することはあまり意味がなさそうだ。そりゃ、これまでのNTSCと比較すれば画質は向上するにしたとしても、だ。
こんなことで本当に6年後に地上波アナログTV放送を停波してしまって大丈夫なのだろうか。HDDレコーダに絡んだCMスキップの問題とのダブルパンチで、無料の民放局が滅びてしまうのではないだろうか。都会ならケーブルTVのペイチャンネルに移行してしまえば良いだけの話であるが、田舎ではTVのない生活になったりはしないだろうか(それはそれで幸せかもしれないという話はしないように)。

月曜日, 9月 05, 2005

SMEがiTMSに参加

http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/keizai/20050905/20050905i301-yol.html
やっとか。なんか年内とか悠長なことを言ってやがりますが。
個人的にはSonyはどうでも良くて、さっさとVictorとKINGに参加してもらいたいのだけど。

Nintendogsに萌えの源流をみた

http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20050905203.html
上手く言えないけど、なんとなく、萌えに関する重要な手がかりがここに示されているような気がするよ!

金曜日, 9月 02, 2005

ケータイ小説学校

http://www.bandai-net.com/corporation/release/release.php?id=405
なんかちょっと面白そうな企画が始まったようだ。
参加するためには月額315円が必要という辺りに、なんとなく、クリエイター系専門学校の匂いが漂っているような気がしないでもないのだが、こんなはした金で川又千秋へのギャラその他の経費がまかなえるとは到底思えないので、各出版社がやっている新人賞に少しだけ参入障壁を設けてみたというところなのだろうか。
しかし、300字って、原稿用紙1枚分にも満たないのだけれども、そんなので小説の体をなせる人間が、都合よく見つかるものなのだろうか。

腕Palm

http://www.visavis.jp/shop/WebObjects/vv.woa/wa/dp?p=01501900200
私の知らないうちにこんな製品が出ていたとは。
しかも画面解像度はオリジナルPalmと同じ160x160だし、一応、日本語にも対応するらしい。
でも私は腕時計をしない人なので、買うかと言われたら正直「うーん」と答えるしかない。

未発表製品による需要見通しで価格上昇

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0508/17/news038.html
これは要するに仲買が需要増を見込んで先行して買占めに走っているということでよろしいか。