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r-fukai's Diary ausf blogger

土曜日, 4月 30, 2005

安全はコモディティ化している

http://ue2agal.blog5.fc2.com/blog-entry-28.html
ここの追記の方に興味深い言説がある。引用する。
>安全とはお金がかかるものです。ですから理想的なシステムだとはわかっていてもコスト
>面から導入が不可能ということはよくある話です。こういう話が適当かはわかりませんが、
>安全性が増しても利用客は増えません。
その通り。安全というのは危険でないことであるため、安全でないことが判るのは実際に危険が起きてからなのである。つまり、何も起きていない段階では、利用者は安全なのか、それとも、実は安全ではないけれどもたまたま何も起きていないだけなのかを判断することは出来ないことになる。
リンク先の記事にある新しい列車制御システムにしても、それが導入されていることや、理想状態での動作を知ることはできるが、それが有効に働いているかどうかは、ある程度の期間をかけて、ようやく確率的に確からしいことが判る程度である。また、何も起きていない状況でそこまで気にする人はいないわけで、福知山線の列車制御システムが旧式だということが世間に周知されたのは、実際に事故が起こってからなのである。
そのような状況であってもダイヤ編成が疎であれば、大抵の場合は問題は起きない。
しかし考えてみて欲しい。通勤列車がラッシュ時にも10分に1本以下しか来ず、どの列車も駅員によって背中を押されなければ乗り込めないほど満員であるような路線であったとしても、誰も文句を言わないなどということがありえるだろうか? 必要な安全設備を導入するに当たって、運賃を増額すると言われて、文句を言わないなどということがありえるだろうか?(安全設備のためという名目ならばどのような運賃増額に対しても文句を言うべきではないと言っているわけではない)
実際には安全とは言えない状況であっても、現在のような運行状況になってから事故が起きるまでの福知山線のように、何も起きなければ誰も何も文句は言わないのである。むしろ利用者が増えて企業収益は上がる。現実にJR西日本の前期収益は史上最高だった。結果として事故が起き、JR西日本の信用は失墜し、長期的な収益は明らかに低下するだろうが、106人もの死者が出てしまった後では、それも空しい。
公共交通機関であるから法的な規制を加えるのか、それとも、我々消費者が知識を蓄えてきちんと監視を行なうのか、どちらかより望ましいのか、私には判らないし、私の判断が状況に影響を及ぼせるとは思わない。
一つだけ言えるのは、資本主義的調整機構は、少なくとも現状では、何かしら犠牲が出ない限り働かないものであるということを我々は念頭に置いておくべきであるということであろう。同時に、自由であるということは、我々により賢くあることを要求することでもあることも念頭に置くべきだろう。

木曜日, 4月 28, 2005

最近の読了

「微睡みのセフィロト」冲方丁(徳間デュアル文庫)読了。
YOUNG KING OURSで連載中の「ピリグリム・イェーガー」は大変楽しく読んでいるのだが、「蒼穹のファフナー」は登場人物たちがあまりに馬鹿に見えるために途中で挫折した私が、「マルドゥック・スクランブル」よりも薄いという理由で入門用として購入したもの。ちょっとググってみたら、カルドセプトのノベライズもやってるのかこの人は。
閑話休題。
出てくる固有名詞があまりにファフナーなので(なにせ、主人公の属する組織「世界連邦公安機構」のルビには「マーク・エルフ」と振ってあるのだ)、前半は物語に入り込むのにえらく苦労したりした。そりゃ、ドイツ語の数詞は格好良いですけどね。
んで、物語も後半になって、主人公たちと敵方との超能力バトルのシーンに差し掛かるあたりで、ようやくファフナーの影(というか、この作品の影がファフナーに射しているのだけれど)が気にならなくなってきて、楽しく読了できた。
SFとしては背景説明が足りなさ過ぎるが、アクション小説としては十分に可。というかマンガにした方が面白いんじゃなかろうか、これ。
こういうものだと割り切ってしまえば、普通に楽しめる。「マルドゥック・スクランブル」にも手を出してみるとしよう。

「ラー」高野文緒(ハヤカワSFシリーズJコレクション)読了。
エジプト考古学に対する新説としてはなかなか面白いけれども、あのオチは私の好みでは全くない。もうちょっと根っこの方まで説明してくれないと。つーか、作中で揶揄的に使われているイメージとこのオチって実質同じだと思うんだけどそれで良いのか?
あと、今でも熟練の職人は、研磨中の金属表面の水平を機械を使わずに感知できるので、作中の描写ではちょっと超能力の発現としては弱すぎると思った。発揮する能力で感知できる事象のレベルが宇宙レベルと身体レベルだけで、その中間が失われているというのもなんか変な気がする。

「ホミニッド―原人―」ロバート・J・ソウヤー(ハヤカワ文庫SF)読了。
待ちに待ったソウヤーの新作だ! しかも続き物だ!
ネアンデルタール地球の出来事があまりに安易に進むのがちょっと難といえば難だが(セキュリティホールという考え方そのものがまるでないように思える)、それ以外はSF的説明もドラマも充分にある。冒頭で登場人物の一人が被害者になる犯罪は、この巻ではなくても良いように思えるのだけれども、あれが研究室に残っているということを考えると、先の巻への伏線なのだろう、多分。
というわけでさっさと続きを出してくれ。

「リリアとトレイズ(1)」「ロスト・メビウス―ブギーポップバウンディング」「マリア様がみてる 妹オーディション」なんかも読んでいるが、可及的速やかに続巻を望む、以外に特に書きたいことはなし。

コードを思う存分書いた日は

エントリを書く気が起きない。
脳の同じ部分を使って書いているのだろうか。
情報収集が宝塚線の事故に偏っているのも原因の一つかもしれない。

火曜日, 4月 26, 2005

命名の秘密

http://www.asahiinryo.co.jp/wakamusha/top_nonflash.html
アサヒ飲料が発売したPETボトル入り緑茶の新製品「若武者」。
その味の秘密は若蒸し茶葉にあるという。
若蒸し→わかむし→わかむしや→わかむしゃ→若武者
……駄洒落かよっ!

IEはmime-typeを無視する

http://bitarts.jp/tech/etc/msie_mimetypes.html
こういうことをいまさら言われても驚いたりはしないわけだが、IE6.0SP2でもしっかりこの通りに動作するのはいかがなものかと思った。
こんなもんがデファクトなんか握ってるからHTMLは不健全な発展しかできなかったのだ。
たまに、wmvファイルをtext-plainで配布している阿呆なサイトがあって、どうしてそんなことができるのか不思議に思っていたのだけれども、このIEの腐れ仕様のせいに違いない。

まずは自らの脳を疑うが良い

http://www.zakzak.co.jp/top/2005_04/t2005042623.html
聞きに行くなよ!
聞かれたからって相手が期待してる答えを真っ正直に出すなよ!
お前ら本当にちゃんと脳を使って行動してるのか?

Safariの調子が悪い

この間のセキュリティアップデートから、Safari(というか、Apple Web Kit)の調子が悪い。
特定のページを表示させると、高確率で強制終了してしまうのだ。
別にJavaを使っているページであるわけでもなく、Terminalでバージョン表示をさせても普通に表示するので、JVM絡みの話ではないようだ。
何が困るって、その特定のページにRD-XS46のiEPG番組表のポータルページが含まれるからだ。
仕方がないので、Firefoxを起動してiEPG番組表だけFirefoxで見るという、非常に間抜けな状況に甘んじている。
なんか知らんが、Appleへのレポートフォームもきちんと動いていなくて、「レポートを送信」ボタンを押しても何も起きなかったのだが、今日はレポートが送信されんだかどうだかは知らないがウインドウは消えたので、送信されたと信じて、不具合が解消されることを天に祈ろう。その前にTigerが出るだろうが。

月曜日, 4月 25, 2005

F1サンマリノGP

フェラーリ復活!
BARも復活!
しかし予選で失敗し、13位スタートとなったミハエルは、鬼神の走りを見せるも最後の最後までアロンソと競り合いを見せるも2位。ルノー4連勝を止めるというわけには行かなかった。
しかし、最後の11周の間、ずっとテールトゥノーズの争いを見ることができたこのGPは久々にものすごい面白いレースだった。
BSがやっとミシュランを上回るタイヤを作ってきたのが嬉しい。これからはフェラーリ、ルノー、BAR、マクラーレン辺りの激しい争いが見られそうで、楽しみだ。
結果だけを見るとぱっとしないが、地味にザウバーが速かった。ヴィルヌーブが6位入賞でポイントを取ったし、クルサードにぶつけてフロントウイングを交換したマッサがもう一回クルサードにぶつけていたのがその証拠だ。
レッドブルはいまいち振るわなかったけれども、このままずるずると後退していくのだろうか。
いずれにせよ、次戦スペインGPが楽しみだ。やっぱフェラーリが強くないとねー。

日曜日, 4月 24, 2005

ネットdeダビングを試してみた

どういうわけだか、単なる購入報告だったRD-XS46のエントリに飛んでくる人が多い。
わざわざ来るのにあんな個人的事情のみ記された文章を読まされたのでは浮かばれまい。
というわけで、ネットdeダビングとVirtualRD(http://www.roy.hi-ho.ne.jp/masao/rd/)を試してみた。
ここのところ、週末には体調を崩して寝込んでいるか外に出かけるかしていたので、今期に始まったアニメを全然消化していなかった。というわけで、膨大な数になったファイルの中から、適当に選んだ「こいこい7」をコピーしてみた。
掛かった時間はちゃんと計測しなかったが、DVD-RAMにコピーする時間より多少掛かったかもしれない。30分番組をコピーするのに30分以上掛かるということはないが、5分で終わるということもない。
んで、できたMPEGファイルをWMPで観てみると、動きの早いところなどにインターレースによるものと思われる横線のノイズが入るが、TV番組を視聴すると思えば「こんなものか」で済む程度のものだと思う。
元々、PCで観ることを目的にしているわけではないので、続けてプレイやんで視聴できる形式への変換を試みることにする。
んが、純正のMediaStageではどういうわけだかファイルを認識してくれない。
しょうがないので、携帯動画変換君(http://www.nurs.or.jp/~calcium/3gpp/index.html)で試したところ、無事に変換された。掛かった時間は例によってきちんと計測していないが、おそらく15分程度だろう。
それで結果はというと、PCで観た時のような横線のノイズは乗っていないものの(おそらく、サイズを縮小した影響ではないか)動きの激しい場面にブロックノイズというか画面の変化に追随できずに以前の画面が残るという現象が現れた。
元々、画質を気にするようなアニメの視聴にはプレイやんは決して向いていないのだけれども、これで許せるかどうかは人によって変わってくるのではないかと思う。後で、他の番組もいくつか試してみることにしよう。

土曜日, 4月 23, 2005

トレンドマイクロのヘマが原因か

http://www.asahi.com/national/update/0423/TKY200504230173.html?t5
昨日のウイルスバスターがウザくてしょうがない件は、どうもトレンドマイクロが作ったデータの不具合が原因だったようだ。
そういえば、特に重いタスクを走らせているわけでもないのにCPU負荷が100%近くまで行くこともあった気がする。操作が重くなっても、フォーカスを奪われるよりはかなりマシなのだが。

金曜日, 4月 22, 2005

ウイルスバスターウザ過ぎ

なんか知らんが、5分に1回くらいウイルスバスターのアップデートウインドウが現れ、フォーカスを奪う。
プログラムなりなにかの文章なりを書いている最中にそれをやられると、それ以降の入力どころか、日本語変換待ちだった入力がまるまる無駄になったりするし、なによりコンテキストを強制的に切り替えられて大変に不愉快だ。集中力もそこで途切れてしまう。
即刻アンインストールしたくなるが、会社のPCなのでそうもいかぬ。
個人では今後絶対にこんなものを作る会社に金を払うことなどすまいと固く固く心に誓う。
設定を少し見てみたが、インテリジェントアップデートとやらのタイムスパンは3時間おきになっている。まだ会社に来てPC立ち上げてから3時間も経ってないよ! なんで10回近くアップデートウインドウが出るんだよ! 無意味だろうと思いつつも、ここを12時間にする。
んでその設定を行なった3分後に、なんでまたアップデートの確認ダイアログなんか表示しやがるんだこいつは。そんなことは勝手にやるか、せめてWindows Update(これもこれでかなりウザイが)程度の控えめさくらいは学習しろ! これを設計した奴は絶対自分では使ってない。
なんでこんな愚痴をわざわざ世間に晒すかといえば、少しでもトレンドマイクロに金を払う人を減らしたいからである。

木曜日, 4月 21, 2005

ソフトウェアは技術ではないだって?

http://iwatam-server.dyndns.org/column/66/index.html
なんか知らんが、ソフトウェア技術者たるプログラマに喧嘩を売っている人がいる。
ラジオだって、放送網が既にあるからこそ動くのであって、整流子で検波されたAM波によって圧電素子が駆動されそれが音になるのは、他人が作ったものの上に乗っかっていることになるのではないか。
最初に鉱石ラジオを作る子供が、そのレベルまで理解してやっているなどとは到底思えないし、紙と鉛筆(じゃなくても良いけど)でチューリングマシンを構成して、単純なルールの適用だけで例えば平方根演算でもやってみせる(そんなことをわざわざ面白がってやる奴はそうそういないが)のと、リンク先で展開されている鉱石ラジオの話のどこが違うのだろうか。
マシン語を「他人が作ったものに乗っかっているに過ぎない」というからには、独自プロトコルの通信経路でも開発してみせて欲しいものだ。
この人が技術だと言っているものは、単なる還元主義の産物に過ぎないのではないか。
ブラックボックスが良いとは言わないが、それを嫌うあまりに物事の本質を見失っているのではないか。
たとえアナログ素子のみで構成されていようとも、テレビジョン程度に複雑な機械は、技術者でない人間にとっては十分に魔法だ。それを証拠に「調子が悪くなったら叩いてみる」などという呪術的な対処法が広く知られている(これはこれで全くの無根拠というわけでもないのだが)。
単純に自分が理解できない程度の複雑さを持ったものに責任をおっかぶせているだけにしか見えない。

乳酸菌でエイズ予防

http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050421302.html
どうやら今年はプロバイオテクス研究の収穫期に当たるようだ。

水曜日, 4月 20, 2005

いきなり劇物与えちゃいかんだろ

http://blog.lv99.com/?eid=108373
なんというか、その会に参加していたレビュアーの人たちは「ギャグ小説」というものが判ってないんではないか。「ギャグはギャグとして、これは面白くない」という評価が全然ないのはちょっと変な気がする。この人たちに田中啓文の小説をレビューさせたらどうなるのだろうか。
いずれにせよ、ライトノベル入門用として「撲殺天使ドクロちゃん」は不向き、ということが実験で確かめられたことはめでたい(当たり前だと思われることでも、事実による裏付けがあるのとないのとではかなり違う)。
過去に、大森望が似たようなこと(54歳の北上次郎にライトノベルを読ませてみて感想を聞く実験)をやっていたような気がする。
http://www.ltokyo.com/ohmori/001122.html
http://www.ltokyo.com/ohmori/010131.html
と思って調べてみたらえらい昔の話だ。これじゃまだドクロちゃんは出ていないか。しかもなんか無難すぎるラインナップになってるし。うーむ。
いきなりその分野の極北を読ませるよりは遥かにまともな結果が期待できるのは確かだし、前者は遊びで後者は仕事という点も違っているので、これは仕方がないところなのだろうか。
面白実験としては、前者のほうがネタになると思われるが、意味のある結果を引き出せる確率はかなり低いだろう(大森望が言うところの「打てない球」というやつ)。わかった上でやっているのだから大きなお世話だろうが。
でももうその場にはライトノベルを二度と持ち込めなくなってしまったような気もしないでもない。受け入れられやすいライトノベルから入って、だんだんと濃い方向へ誘導していく方が傍から見ると悪質かも知れないが。

裏中二病とな?

http://a-pure-heart.cocolog-nifty.com/log/2005/04/post_a4bb.html
私は、小学校に上がる前に両親が共働きだったので保育所に預けられていたが、そこで「将来なにになる?」と聞かれて「サラリーマン」と答える嫌な子供だった(現在は少なくとも見た目は子供でないので過去形)。
はてさて、これは裏中二病に当てはまるのだろうか? それとも、単なるヒネたガキ?

ゲーム体力

http://sinseihikikomori.bblog.jp/entry/141439/
これ自体はネタエントリなので、結構どうでも良い。シューティング苦手だし。
注目したのは「ゲーム体力」という用語だ。
そうか! 最近、ゲームを買うだけ買って全然やらないのは、ゲーム体力が低下したからなんだ!
ゲーム体力のなくなってきた年寄りはGNO(Gundam Network Operation)みたいな盆栽ゲーをちまちまやればいいが、若いうちからあんなものをやっていたら必要なゲーム体力がつかなくてゲームが楽しめずに人生終わることになるぞ。
ガンダムSEEDが楽しめるような若造は、GNOなんかやってはいけません。

火曜日, 4月 19, 2005

学園モノと学生モノ

学園モノと、主な登場人物が学生な物語は違うような気がする。
単に私が蓬莱学園に未だに囚われているせいなのだろうか。

ぬいぐるみに話しかける人はそんなに特殊か

http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20050415#p1
リンク先の論にはいまいち納得できないのだが(私はsakusakuを何回か見たけれども、あまり面白いと思わなかったし、木村カエラは認識はできる―おそらく、日本人離れした芸名のおかげで―けれども好きでも嫌いでもないので)、「ぬいぐるみに話しかける」というのは無生物一般でなければならないのだろうか?
猫とか犬とか飼っている人間は、当の犬や猫が聞いていようが聞いていまいが話しかけるものではないのか。
犬はともかくとして猫なんか、反応するのはよほど愛想のいい奴に限られるわけで、改めて考えてみるとぬいぐるみに話しかけているのに果てしなく近い行為のような気がしてならない。
こういうことを言うと「いや、うちの××はちゃんと聞いていて反応もする!」と烈火のごとく怒り出す人がいるわけだが、そういう人の怖さとぬいぐるみに話しかける人の怖さの差が私には判らない。

月曜日, 4月 18, 2005

萌えるSE業界ノベルズ お兄ちゃんはプログラマ

http://www.techdoc.jp/oniichan.html
なんか来るところまで来てしまったなー、というのが正直な感想。
この本が、どういうところに訴求するものとして企画されたものなのか、いまいち良くわからない。
パロディ版ASCIIみたいなもんなのか。

高速掛け算メソッド「繰り上がり分離法」

http://adunion.cocolog-nifty.com/column/2004/03/post_9.html
おぉっ! これはいい!
小学生だった頃の私に教えておけば、今よりも少しだけ数学が嫌いでなかったかもしれない。要するに子供の頃から面倒くさがりだったので、筆算とかが嫌いだったのである。
そう。実は数学が嫌いでもプログラマになるにはあまり問題がないのである(数学が好きだとそれはそれで役に立つ)。

特許検索サイト逍遥

特許の文章を一気に130も読むと脳が腐る(つーか一日では読めなかった)。
弁理士というのは一体どうやってこの事態を回避しているのだろうか。
どうせなら、プログラム言語のように自然言語と全く異なる文法で記述できればまだマシなのに。

金曜日, 4月 15, 2005

職場でWinnyをやった挙句に個人情報流出させた阿呆役人

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/04/15/7302.html
個人情報保護法が施行されていようがいまいが、民間なら懲戒解雇だろう。
こんなことは、偉いさんのコネで入ったような使い物にならない人間くらいしかやらないだろうが。
「公務」という言葉の意味は、いつの間に「ぬるま湯の仕事」という意味に変わったのだろうか。

鳥インフルエンザが人への感染力を獲得?

http://www.asahi.com/life/update/0415/003.html
しばらく話を聞かないと思っていたら、いつの間にやらこんな恐ろしい話に発展していようとは。
ベトナムみたいな高温多湿の地で流行するのだから、日本の夏場でも充分流行しそうな勢いである。って、良く考えてみたら、ベトナムは今は乾季か。
ということは、冬になるまではとりあえず大丈夫なのだろうか。
いずれにせよ、アンテナを高くして情勢を注意深く見守る必要がありそうだ。

木曜日, 4月 14, 2005

本にまつわる商売はいつまでできるか

http://www2.odn.ne.jp/anime18kin/honnya01.htm
http://free.txt-nifty.com/free/2005/04/post_01c5.html
この辺の話を読んで思うに、そのうち、本というものは完全な嗜好品になって、今の10~100倍の価格で取引されるものになっていくのではないか。
本を所有することに喜びを感じない人間のほうが多数派になってしまった世の中において、現在のかつかつの価格で現在の形式の書籍という形態を保ちつつ情報を流通させるというやり方が、一体いつまで続けられるのか。私の人生が終わるまで続くとは、正直あまり思えないのである。

水曜日, 4月 13, 2005

紙メディア上の広告とWeb上の広告の違い

http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20050412#p1
雑誌や新聞の広告は無視するのが容易だが、Web上のそれはそうではない気がする。それは何故か。
アニメーションGIFやFlashによる動く広告を無視しづらいのは、人間の視覚特性として変化するものにより強く反応するからである。それらの広告はまさにその意図をもってそのように作られている。
それでは動かない広告はどうだろう。基本的に、Web上に載っているデータはほとんど全て同じフォントで表示される。大きさはかなり自由に変えることができるが、フォントタイプフェースまではおいそれと変えることはできない(このあたりの制限に関する技術的背景の説明は、煩雑になりすぎるので省く)。つまり、本文と広告は通常同じフォントで表示されることになり、ということは内容を読まない限りは本文と広告を区別することは難しいということにつながる。
ここで、サイトの訪問者はそのサイトの本文を読みに来ているのであって、広告を読みに来ているわけではない。それなのに、自分の視覚特性に背いて広告を無視したり、本文と広告を区別するという余計な作業を課せられる羽目になる。
そのような余計な作業を課せられた人間が、どのような心理状態になるか、少し考えてみれば判るだろう。広告そのもの、もしくはそのような広告を織り込んだサイトの作成者に、反感を持つことになる。私は、その広告の内容が本文と非常に近い関係にある場合は気にならないのだが、一連のアフィリエイトへの反感を鑑みるに、それは個人によって異なるようである。
試しに、本文中に本文と区別しにくい書体で広告を織り込んだ雑誌なり新聞なりを作ってみるといい。広告の内容が記事と無関係だったり多少関係するものだったり、記事との関連性はばらばらな方が良いだろう。それがいかに読者の神経を逆撫でするものになるのか、そしてその時の読者の反応はどのようになるのかを身をもって知るいい経験になる筈だ。

火曜日, 4月 12, 2005

blogger不調の原因は?

http://hotwired.goo.ne.jp/news/business/story/20050411104.html
少し前にbloggerの調子が悪かったのは、google曰く「電力が足りなかったから」だそうだ。
いくら自由がいいとはいえ、電力自由化は駄目だったっつーことか。

月曜日, 4月 11, 2005

コカコーラの新製品

http://www.colawp.com/item-49.html
えーと、これは要するに、ダイエットコークの甘味料を変えるから、これまでのダイエットコークと同じ味のものをZEROと名前を変えて出しますよ、というのと何が違うんだろうか?
私はどうにもコカコーラ社のローカロリー飲料(に限った話でもないが)で使われているアスパルテームの後味が大嫌いで、こんなもんを飲むくらいならカロリーの取りすぎによる脂肪肝から肝硬変に移行して死んだほうがマシだと思ってしまうのだが(だからC2も嫌い)、スクラロースはどうなんだろうか。
と思ったら、現在のDiet Cokeではアスパルテーム、アセサルファムと一緒に使われているのか。試しに飲んでみるとしよう。

最近の気に入った飲み物

CRYSTAL GEYSERのレモン風味スパークリングが美味い。ただの水やお茶だとなんとなく寂しい時にぴったりだ。甘くないので、飲んだことで余計に喉が渇くということもない。
以前は、特定のコンビニでしか売ってないperrierのlemonとlimeが気に入っていたのだが(これもやはりスパークリング)、いかんせんコストパフォーマンスが悪い。ほぼ同じ値段で500mlあるCRYSTAL GEYSERの方がいい。

関東地方にM6級の地震が10日までに来ますという予言

地震が起きたけど、1日ずれましたなぁ。
外野は当たっただの信用しないだのとかまびすしいが、本人がなんと言っているかがわかるまで判断は保留(でも積極的になんて言ってるかを調べたりはしない)。

ThunderbirdのSPAMフィルタがいまいち信用できない

ThunderbirdのSPAMフィルタ機能が信用できないのは、あるメールを手動でSPAMと指定した直後に同じ差出人、同じSubjectでメールが来たときに(SPAMだとこういうことはあり過ぎるくらいよくある)、そのメールをSPAMだと判定しなかったりするからである。
一体どういう判定基準を持っているとこういう結果になるのだろうか?

金曜日, 4月 08, 2005

実験もしてませんが、特許ください

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0504/07/news004.html
いい加減、実施例が存在しないアイデアは特許として認めないとかしたほうが良いんではないだろうか。

ヤモリ

通勤途中、首都高の高架下をしばらく首都高と平行に歩く道を通る。
ふと高架の柱(3m x 10m x 1mくらいのコンクリの塊)を見ると、5cmくらいのヤモリが居た。気温はすっかり春らしく、早足で歩いていると汗ばむくらいだったが、日陰のせいか、それとも夜行性だから眠っているのか、じっとして動かない。触ってみようかとも思ったが、止めておいた。
ヤモリを見るのも久しぶりなのだが、よもやこんな都会のど真ん中にいるとは思わなかった。都会でもヤモリが生きていけるだけの虫は住んでいるのだなぁと、いらぬ感慨にふけった。

想像してみよう

ある本をテーマにした輪講が開催されている。
なかなか議論が活発で、興味深い発言もある。
その本は読んだことがないし、手元にもない。
でも発言したいから言ってしまおう。
こういう人が、あなたの参加している輪講に現れたなら、あなたはどういう態度を取るだろうか?
普通は丁重にお引き取り願うのではないか。せめてテーマになってる本は読んでから来てくださいね、と言って。
想像力というのは大事だ。他山の石、他山の石。

木曜日, 4月 07, 2005

CherryOSがオープンソース化

http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0504/07/news024.html
おいおい、4/1はとっくの昔に過ぎてるぞ。

Sunの社長がGPL批判

http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20082423,00.htm?tag=nl
>「自分たちが生み出した知的財産をすべてはき出して、世界で最も豊かな国、つまり
>GPL発祥の地である米国に戻さなくてはならない」とSchwartzは説明した。
まぁ、戻されるのは米国にのみではないけれど、要するにGPLに関する違和感というのはこのあたりを起源にしているのだと思う。
共産主義であるからには、全ての経済分野に渡って財産が共有化されていなければ、高まるのは不公平感だけだろう。
米国では他の仕事で生活を支えつつ、趣味でコードを書くこともできるだろうが、東南アジアやアフリカの諸国ではそうは行かないであろうことは容易に予想できる(言われてみれば、かも知れないが)。
いい言葉を思いついた。GPLというのは、いわば「奉仕活動の強要」に相当するのではないだろうか。
いくら社会に有用で必要な活動であっても、それが奉仕活動であるからには、強制されるのでは心理的反発を感じる。
それは何故か。もしかすると、強制的な奉仕活動への参加は、通常ペナルティとして課されるからなのかもしれない。GPLのコードを使うことはペナルティだったんだ!

水曜日, 4月 06, 2005

ヨーグルトと花粉症の関係

花粉症の民間療法として、ひたすらヨーグルトを食べ続ける(量的にではなく、期間的に「ひたすら」である)というものがあり、Web上を見渡すと成功報告も見受けられる。
私は科学を信奉するものであるから、民間療法であるというだけで眉に唾を付けて見てしまうのだけれども、日経サイエンス2005年5月号に、ヨーグルトの長期摂取が花粉症を改善する可能性について、肯定的な記事が載った。
要約すれば、以下のようになる。
人間の免疫系統にはTh1とTh2の2系統があり、花粉症をはじめとするアレルギー疾患を発症している人は、Th2が優位になっているアンバランス状態であることが多く、Th1とTh2のバランスを取ればアレルギー疾患が収まることも多い。
Th1は、人間の腸内細菌叢(腸内における細菌の生態系のようなもの)によって高まったり弱まったりする。
乳酸菌が腸内細菌叢に加わると、Th1が高まる。
腸内細菌叢は恒常性を持っており、新たな細菌を加えるためには、ある程度長期間にわたってその菌種を摂取し続ける必要がある。
よって、ヨーグルトを長期間摂取すれば、アレルギー疾患であるところの花粉症が収まる(かもしれない)。
なるほど、このように順を追って過程が解明されれば、民間療法といえどもかなりの説得力を持つ。
しかしながら、ヨーグルトというのは結構癖のある食べ物で、毎日長期間にわたって食うべしと言われてそれに従っている自分を想像したら、それだけで気持ち悪くなってしまう。
乳酸菌を摂取することが第一義で、ヨーグルトというのは手軽に入手できる乳酸菌食品であるだけなのだから、例えば乳酸菌製剤では駄目なのだろうか。
理論に従えばそれでも平気だと思われるのだけれども、理論に必ずしも沿った振る舞いはしないのが複雑系である生物であるから、真偽は半々より少し良い、程度だろうか。
長期にわたって行なうことは絶対必要なので、もしうまくいかなかった場合、その脱力感は相当なものであろう。また、乳酸菌食品を摂取することによって作られた腸内細菌叢は、それを維持するために乳酸菌食品を特段必要としないとも限らない。その場合は下手をすれば一生食べ続けなければならないことになり、それはそれで心理的抵抗感が強い。
そんなことはまず直ってから気にしろという話もあるが。

CherryOS公開休止

http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0504/06/news014.html
むべなるかな。

track feedを導入してみた

http://trackfeed.com/
右側に、小さなアイコンが追加されたので気付いている人もいるだろうが、track feedというものを導入してみた。
これは、どこかのページに張られたリンクを誰かがたどってきた場合にrefererを調べて、元ページに関する情報を収集してRSSにして配信してくれるサービス(処理の内容は推測)で、いわばTrackbackの受動版とでも言うべきものだ。
なるほど、これは便利である。ruwonismで自分のエントリについて言及されていたなんて、これで初めて知った(既に議論は収束しているので、絡む予定はない)。
RSSなのも、忙しいときには適当に無視できて良いかもしれない。チェックしなければある程度累積していくだろうから(詳しい説明を読んでないこと丸分かりである)、Mailと違って埋もれたりもしないだろう。もちろん、RSSフィードの長さが無限だとは思えないので、チェックしていないうちに流れ去ってしまうものも出てしまうだろうが、そもそもチェックする余裕のないときに書かれたエントリが、方々からリンクされるとも思えない。そもそも路地裏の袋小路のようなサイトなのだから、そんなことを心配してみても仕方がない。
JavaScriptで実現されているので、脆弱性問題などから切っている人しか見に来ないと崩壊してしまうが、カウンタのログを見ると未だにFirefox1.0を使っている人がかなり見受けられるので、平気だろう(Firefox1.0.2はセキュリティリリースなので、心当たりがある人はとっとと入れ替えるべし)。

ThunderbirdのSPAMフィルタは2byte系言語が苦手?

私はメーラとして、MacではApple Mailを、WindowsではMozilla Thunderbirdを使っているのだが、しばらく使い続けて、明らかにSPAMフィルタの精度に違いが出ていることに気付いた。
Apple Mailでは、時たまSPAMでないものをSPAMに分類してしまうことがあるが、その逆はもうほとんどなくなった。しかし、Thunderbirdは、英語のSPAMメールは100%分類するのだけれども、最近増えてきた日本語のSPAMメールはSPAMだと認識しないことが多いようなのだ。きちんと統計を取ったわけではないが、体感で半分は取りこぼしているように感じる。
これだけだとThunderbirdはいいところなしのようだけれども、少なくとも一つ、Thunderbirdの良いところがあって、非常に単純な話ではあるけれども、Thunderbirdではメール本文にURLが含まれている場合、そこをポイントするだけで、ウインドウ下部のステータスバーに実際にリンクされているURLが表示されるのである。
実際のリンク先をきちんと表示するというのは、Phishing詐欺対策の基本にして最大の防御策であるので、Apple Mailもさっさと実装して欲しい機能だ。

GIMPの不具合

仕事の関係でGIMPをインストールしたのだが、何故かsaveダイアログで「保存」ボタンを押すとそのまま無反応になってしまって(無反応なのはsaveダイアログだけで、その状態になっても他のウインドウは普通に動く)、保存ができない。
仕事に関わるのはまさにその保存の部分なのだけれども、他のところが必要だったとしても、保存ができなければどうしようもない。
エラーログダイアログにも何も出ないし、コンソールから起動して同じ症状を出しても、特にメッセージは出ない。スタートメニューから起動した時に、ほんの時たま、終了時にコンソール画面のようなものが一瞬だけ表示されて、そこになにやらメッセージが出ているのだが、終了時に一瞬だけ表示されるものを読み取るのははっきり言って無理。しかも症状は必ず出るのにメッセージは出るときと出ないときがある。おそらく何かしらのDLLが悪さをしているのだろうが、そんな推測は無意味に近い。
正しい態度としては、ソースコードを追いかけて原因を追究するべきなのだろう。しかしながら、趣味ならばともかく、仕事なのでそんなことにかまけているわけにもいかない。
しょうがないので、以前にこれまた仕事でインストールしたWindows版VirtualPCの環境にインストールして使うことにした。積極的に画像に手を加えるわけではないので、多少遅くても問題ない。別のマシンを用意するよりはマシだろう。VirtualPCにインストールしてあるのは英語版Windows2000だが、どうせドキュメント類はみんな英語だ。英語版で何の問題があろうか(結構やけくそ)。

火曜日, 4月 05, 2005

電波男追補

http://d.hatena.ne.jp/Dawa/20050403
>どうせ闘うのなら勝算が欲しいです
ということなので、恋愛資本主義に参加しないだけで何故勝利できるのかを説明する。
それは何故か。資本主義に限らずほとんど全ての経済活動は、ある程度の参加者がいなければ成り立たないからである。
だから、とある経済活動に抗議をするのは、それが生存に必須でない限り簡単で、ただ参加しなければ良いだけの話なのである。
この場合ややこしいのは、現状では恋愛が生殖活動に結びついている点で、個人の生存には必須ではないけれども、人類全体の存続には必須になってしまっているところである。
が、不妊治療etc.の生命科学の進歩を考えれば、恋愛と生殖活動が結びついているのは、単なる習慣の問題に過ぎないと言うこともできる(これについては、萌えよりもよほど抵抗が大きいだろうが)。
もしかして、こういう話を聞きたいのではない?

一部のblogのフォント指定が矢鱈と小さい件について

え? なに? あれってそれが「格好良い」と思ってるからやってるの? ダサっ!
デザインに縛られたコンテンツってダサい。デザインやその他の周辺環境と相克を続けるコンテンツは格好良いかもしれないけれど。
blogは全部lynxで回りたくなってしまった。これをやると、左側にリンク集なんかを集めたサイトは非常に使い勝手が悪くなるのだけれど(どうしてそうなるのかは宿題とします)。

そもそも「面白言論」なのが問題なんだっつーの

http://hatahata.mods.jp/archives/2005/03/12.html
エントリ全体の趣旨は結構どうでも良くて、その核になっていると思われる引用されたコメントが突っ込みどころ満載。
現実を無視した理想論ばかり語り、自らの理想と合わない現実を無視し続けた結果として、現在の左翼言論の凋落があるのだ。現実に合わない理論に価値などなく、論理的破綻があろうがなかろうがそれは戯言と同一の価値しか持たない。
この世に存在したことのある共産主義国家は実は共産主義国家などではなく、統制経済を行なっている全体主義国家に過ぎないので、大概無理矢理な国威高揚行動に出る。その行動が、国外から見れば面白おかしく見えるのは自然なことであって、この場合、やっている本人達は大真面目であることが余計に笑いを誘うのだ(演者は大真面目でやらねばならぬというのはギャグの基本)。
このコメントの精神は、オカルトの人たちがと学会を敵視しているのと全く同じ構造である。裸の王様が、正直な子供に対して怒りを露にすることとさほど変わらない。
状況を簡単に書けば、こういうことになる。
 誰かが自分たちのことを「おかしい、変だ」と言っている
        ↓
 言っている人間は自分達の敵なのだ
こう書けば、大抵の人には言っていることがおかしいということは通じるのだけど、頭に血が上っている人間には無理かもしれない。
自分達が心地よいだけで中身のない結論に飛びつく前に、自分達の言論が受け入れられない理由を自分達を外側から眺めて検証するといったバランス感覚が必要なのだ。それができない限り、飽きられるまでは笑いものにされることを覚悟しておくがいい。

月曜日, 4月 04, 2005

地震雲を流行らせようとしている勢力がマスコミにある

http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=03gendainet05115811&cat=30
4/10までにM6級の地震が関東地方であるらしいですよ。
今朝の東北から北関東にかけての地震は、確かM5.6とかだったので、それ以外に起きなかったらこれがそうだってことにするんだろうなぁ。
近所の駅前で定期的に(おそらく半年に一回)行なわれるフリーマーケットで、地震雲の写真集を売ってる爺さんがいて結構引いたのだが(だって、他には古着とか子供の使い古しのおもちゃとか売ってる場所なんだぜ)、まさか関係者ではあるまいな。
こういう業界は狭い割には個々の宗派の断絶は海よりも深かったりする(それぞれの宗派間に確執があることが大抵の理由だけれども、本質的に彼らは知識を集合させることによってより深い洞察を得るという科学の基本的手法を必要だと考えていないことも大きな原因だろう)ので、全然知らないという可能性もあるけれども。

アドベンチャープレイヤー

http://www.famitsu.com/game/coming/2005/04/01/104,1112359312,37960,0,0.html
初めてPSPで面白そうだと思えるゲーム(ではないが)が出てきた。さすがFROM SOFTWAREだ、と言いたくなる。
これが発売されたらPSP買おう。おそらく買うだけかって放置することになると思われるが。
これが起爆剤になって、PSP同人ゲーム市場というものが急速に立ち上がったら、それはそれで面白いなぁ。

F1バーレーンGP

プロフィールにあんなこと書いておいて、開幕から3戦も経過してなんも書かないのは具合が悪かろう。
しかし、私はフェラーリ原理主義者なので、フェラーリが強くないと(少なくとも表彰台争いに絡んでいないと)何も言いたくないのである。
あ、一つだけあった。
ペドロ・デラロサがあんなレースが出来るドライバーだとは知らなかったよ。サーキットが新しくて抜きやすいバーレーンだったことと代役出場であることが大きく影響しているのだろうけれど。

金曜日, 4月 01, 2005

コンビニに対する偏見

http://book.asahi.com/watch/TKY200503300259.html
私の住んでいるところから一番近いコンビニは、すぐそばに警察署があるのでDQNの溜まり場になっていない(ような気がする)のだが、同じく一番近いスーパーマーケットが24時間営業を開始したら、その前がDQNの溜まり場になってしまって大変迷惑している。
お前ら、明かりがあればどこでも良いのか。行動様式が虫とさほど変わらんではないか。

その名はADT

http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000050154,20082117,00.htm
最初のページだけ見るとかなり胡散臭く感じるが、2ページ目以降では至極当たり前のことしか言っていない。
そりゃあ、ずっとなにかに追い立てられるように仕事して、掛かった期間が短くなる以外に素晴らしい結果が出るとは到底思えない。それがずっと続いているのならば効率だって落ちていくだろう。
その「追い立てる」役割を果たしているのがコンピュータ技術によってもたらされる情報やコミュニケーションだったりするわけだ。
途中で株取引所の喩え話が出てくるが、資本主義経済の本質はあそこに最も良く現れていると思う。要するに、資本主義経済からの要求を際限なく突き詰めていけば、どの職場でもあのような状態になってしまうのではないか。
これまでは、物理的な障壁によってその要求がか実現されることがなかったけれども、その障壁をコンピュータとネットワークが取り払ってしまったのだろう。
資本主義的価値観に毒されている我々は、休日になにかを楽しむ時にさえ、資本主義経済の要求であるところの最大効率を満たして行動しようとしがちだ。緩急をつけるという意味でも、休みの時には資本主義的価値観を棚上げしてみることは決して悪いことではないのではないだろうか。