.comment-link {margin-left:.6em;}

r-fukai's Diary ausf blogger

水曜日, 12月 02, 2009

「This is it」と「マクロスF イツワリノウタヒメ」を観てきた

「This is it」と「マクロスF イツワリノウタヒメ」を観てきた。
「This is it」は最終日のレイトショウ、「マクロスF」は一日の映画の日で、どちらも正規の価格ではない。私は映画のパンフレットは買う主義なのだが、どちらも買えなかった。
理由は両者で微妙に違っていて、「This is it」は色々立て込んでしまって開始ぎりぎりにシネコンに着いてみたら、ネット予約のチケット発券機の前に大行列が出来ていて入場が上映開始ぎりぎりになってしまい(なんでクレジットカードを通して一発で発券される方法でなく、予約時の番号と暗証番号を打ち込む人が多かったのかは私にとってかなりの謎だ)、レイトショウなので終わった時には売店も営業を終了していたためで、「マクロスF」はパンフレットが完売になっていたためである。開始から二週間でパンフレット売り切れって、相当少量数しか発注しなかったのだろう。

「This is it」はキャンセルになってしまったマイケル・ジャクソンのLiveのタイトルそのもので、ほとんどがLiveのリハーサルの映像で構成されている。NHK BSでたまにやる、Liveのドキュメンタリーのようなものである。
リハーサルとはいえその完成度はかなりのもので、バックダンサーがステージ衣装でない以外の点では実際のLiveと遜色ないものになっているだろうと思わせる。
さすがKing of Popと呼ばれているだけのことはある、見事な楽曲とダンスだった。

で、「マクロスF」の方なのだが、事前になんの情報も収集せずに観に行ったので、よもやTV版の再編集+αだとは思っていなかった。しかも微妙に話が違う。劇場版マクロスと同じような扱いにするのだろうか(TV版マクロスが実際にあったことで、映画版はあとから事実を元に作った映画という扱いになっている)。上映時間からすればTV版のダイジェストであると予想の付きそうなものだが、それは後知恵であるともいえる。
メインになるのはバルキリーとヴァジュラの戦闘シーンとシェリル・ノームのLiveなのだけれども、シェリル・ノームLiveの演出は、「This is it」を観た後ではさすがに劣って見える。これは相手が悪いと言ってしまえばそれまでだけれども、マクロスの方はCG使いたい放題なのだから、もう少し頑張って欲しい気がする。
上映の最後の最後で完結編の予告が流れたのだけど、TV版の終わり方とは違う結末が用意されているのだろうか。

観る順番を逆にしておけば良かったと思う。

ラベル:

木曜日, 6月 04, 2009

十二年の時を経て

http://joysound.com/ex/st/karaoke/afrec/index.htm
このサービスが開始されるというニュースリリースを見て、私は心のどこかに引っかかりを感じていた。いつ、どこでだろうか。私はこういうものの概念を知っている、……知っている。

そして思い出したのが堺屋太一著「平成三十年」だ。
この小説が朝日新聞に連載されていた時、Webのあちこちに突っ込みページが立ち上がった。たとえばここのような。
このページの一番下にあるバナー「ぱそえん」が、私の記憶に引っかかっていたものだった。
今現在読み返してみると、なんかちょっと違う。記憶の美化作用というのが働いたのか。
おそらくはJOYSOUNDの「アフレコ!」の方が楽しいだろう。なぜならば、アニメの場合には元になった作品があるので、それを覚えていさえすれば、演技や演出を考える必要がないからだ。

しかし、「ぱそえん」に近いサービスがもう一つあった筈だ。……あった筈だ。……思い出した。その思い出したものがこれ。4月に出たXBOX360用のソフト「YOU'RE IN THE MOVIES めざせ!ムービースター」
(堺屋太一的には)残念ながら、プラットホームもソフトも日本製ではなく米国製である。
どの程度まで背景の複雑さを許容できるかは、紹介のムービーを見ても良く判らないが(会議室のような広い場所で壁の色が白なので)、とりあえずブルーバックは不要のようだ。
できるムービーは映画のいわゆるハリウッドムービーの予告編のようなものだが、この辺りは事前にシナリオや展開を選択するようなので、データさえ用意すれば、時代劇に対応するのはさほど難しいことではなさそうだ。ただし、衣装を合成するのはできないので、和服は別途用意する必要がありそうだ。
このソフトがどれくらい売れているのかはデータがないのでなんとも言えないが、日本では5000本以下ではなかろうか(日本でのXBOX360市場で大ヒットというのは10万本で、それなりに売れたソフトでも5万本を越えないことを考えると、かなりの過大評価になっていると思われるが)。
現時点では猫も杓子も「めざせ!ムービースター」とは行かないようだが、ゲームや娯楽サービスというものは、どういうものがどういうタイミングで大ヒットするのかを事前に予測することは不可能に近い。このソフトも細く長く続けていけば、あるいは流行するやも知れぬ。
まぁ、XBOX Liveカメラはともかくとして、このソフトはこの一本で終わりだろうけれども。

ラベル: , , ,

木曜日, 5月 07, 2009

ヤング・ブラック・スタリオン

GWは最初から風邪で、最後まで風邪で通してしまった(ずっと37〜37.6℃の微熱状態)。こんな時間まで起きていれば自業自得であることに議論の余地はない。
で、午後になって目覚め、適当な朝食を食べてからTV番組表をぼちぼちと眺め、つまらないものしかやっていない(本来なら平日の昼の番組なのだから当たり前だが)。
BSの番組表に目を移し、NHK第2で「ヤング・ブラック・スタリオン」という映画をあまり見る気もなく横から眺めていたら、冒頭のシーンに撃破されて放置された三号戦車が出てきたので、気になってついつい観てしまったのだが、それ以降ナチスドイツの戦車は出てこなかったので拍子抜け。
お話は、道に迷った女の子が、一般的にはいないと思われている黒い馬に助けられ(人間の足で追いつける速度で水場まで案内したのだから、助けたと解釈しても問題なかろう)、友好関係を結ぶ。そうして保護者である祖父の元まで辿り着くと、祖父が馬関連で酷い目に遭っていて、それを町の草レースで黒い馬で勝って何とかなってしまうという、そんなお話だった。
制作がディズニーなので、ものすごくつまらないわけではないけれども、ものすごく面白いとも言えない映画であった。時間潰しにはなった。

ラベル: