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r-fukai's Diary ausf blogger

火曜日, 2月 01, 2011

怪しい伝説

Discovery Channelネタが連続してしまうが、ご容赦願いたい。
Discovery Channelの看板番組の一つに「怪しい伝説」(原題:Myth Buster)という番組がある。
これは一般世間で囁かれる噂や、映画などで描写されるシーンが「本当に実現可能なのか」を実験してみる番組である。Mythは「神話」、Bustは「やっつける」、「er」は「〜する人」という意味にする接尾辞なので、直訳すれば「神話やっつけ隊」とでもなるのだろうが、それだとちょっと意味が通りにくいかもしれない(「怪しい伝説」よりはまだいい気がするが)。また、Mythには「根拠のない社会的通念」や「俗説」という意味があるので、こちらの方がより番組内容に近いと思われる。
で、その「怪しい伝説」なのだが、2月に特集を組むらしい。これまでの放送で人気のあった回を10回一気に放送するほか、視聴者から番組で検証してほしい「怪しい伝説」を募集している。なんと募集しているのはアメリカの話ではなくて、日本の話なのである!
http://japan.discovery.com/mythbusters/cam_1101.html
そこではたと困る。ぜひとも応募したいのだけれども、やって面白そうな実験を全く思いつかないのである。うーむ、何かないものかなぁ。

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金曜日, 11月 05, 2010

心霊スポット調査隊みたび

この記事は、前回書き漏らしたことの落ち穂拾いである。
「心霊スポット調査隊」だが、他にも彼らがやっている調査があった。
磁場を検出する機械を置いておき、変化があればそこに霊が存在していることの証左だというのだ。
使われているのは現在では使われていない「ガウス」という磁束密度を表す数値である。その数値が何故変わるのかの説明はないので、何が起きているのかは判らない。
彼らの説では、霊魂は電気からエネルギーを得ているらしいので、霊が現れるのは、雷が落ちた時などなんらかの電気エネルギーを得られた時だというのだ。
正直言って、この磁場に関する説はかなり眉唾だと思う。EVPが記録されるからには何かしらの電気的エネルギーを必要とするのは判るけれども。

もう一つ。サーモグラフィ撮影による、その場所の温度変化を観測するという調査もやっている。
調査はほとんどの場合夜に行なわれるので、室内などはほとんど同じ温度なのだが、摂氏10°程度の変化が記録される。
これはこれですごいことだと思うのだが、彼らはあまり深く掘り下げたりはしない。
いつだったか、劇場の幽霊が座るとされている席の温度が明らかに他の席より低かったことがあったのだが、それは天井から少量の水が滴っていてその気化熱によるものだった。素人が調べられる範囲での原因追求がされているので、でっちあげをしているのではない、ということは信じられるかも知れない。
しかしながら、「霊がエネルギーを吸い取ったから温度が下がった」などという熱力学の第二法則を無視した言動があり、彼らが"科学的な調査"をするための能力を持っているかどうかは疑問である。

地上波放送から心霊オカルト番組が消えて久しいなか、日本人の視点からは新鮮なこの番組を毎週楽しみにしている時点で彼らの思うつぼに嵌まっていることは間違いない。

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心霊スポット調査隊ふたたび

以前にも書いたが、Discovery Channelの「心霊スポット調査隊」(原題:GHOST LAB)が、第二回の"やらせでなければ"すごい現象以来、ぱっとしない。
彼らが重視するのは、EVPおよびVPという現象だ。EVPは"the Electronic Voice Phenomenon"のアクロニム。VPは前者からElectronicを除いたものである。
なにが違うのかというと、EVPは録音テープやボイスメモのようなエレクトロニクス機器での録音に入っている霊の声、VPはその場にいた人間も聞き取れる霊の声となる。
日本の心霊番組では、主に心霊写真や霊能者の霊視に重きを置いているが、以下のURLのページを読むと、欧米ではエジソンの霊界電話を嚆矢としてさまざまな機器による霊の声の録音を研究する動きがずっとあったらしい。
http://www.asahi-net.or.jp/~QR7S-TMYM/ITC/History.htm

1970年代に、つのだじろうのオカルトマンガを発端とした心霊ブームが起きた(そしてその洗礼を私も受けた)わけだが、その時点で欧米では盛んに研究されていたEVPについて、なぜかつのだはほとんど触れていない。
「うしろの百太郎」の冒頭でエジソンの霊界電話を紹介しているに留まっている(最初のうちは主人公の父親が心霊現象を科学的調査で解明するというギミックがあったが、読者受けが悪かったのか、父親の存在は希薄になっていき、主人公の背後霊であるうしろの百太郎の活躍によって悪霊が祓われるというパターンになっていったと記憶している)。
「心霊スポット調査隊」を観ていても、EVPはなんかぱっとしない。なんだろうか、日本では霊魂は死者の人格を保っているという前提が広く信じられているので、恐山のイタコのように霊能力者は死者の声を代弁し、その場にいる人間とある程度の会話が成り立つ筈だという思い込みがある。しかし、EVPはほとんどが長くても台詞一つだけで、短いものは意味不明の途切れ途切れの声なのだ。調査隊のおっさんが霊を挑発するような言葉を喋った後に記録されることが多いので、会話と言えないこともないのだが、その場では聞こえないのだから会話を続けようがない。
Discovery Channelには「怪奇現象の研究」(原題:A HAUNTING)という番組もあって、こちらは心霊現象を目撃者のインタビューと再現ドラマで淡々と紹介する。ただ紹介するだけで落ちも何もない。それが却って恐ろしい(こちらにも心霊現象調査を行なっている団体が現れ、EVPを採取している場面がある)。

「心霊スポット調査隊」がしょぼいと感じられるのは、彼らが霊魂という存在を意識を持たない自然現象的なものと考えているのが透けて見えてしまっているからかも知れない。

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木曜日, 8月 26, 2010

心霊スポット調査隊

半年ほど前に、e2スカパーに加入した。
とりあえず、F1中継のためにフジテレビNEXTに、そして科学ドキュメンタリーのためにDiscovery Channelとナショナルジオグラフィックチャンネルに加入した。
おかげでドキュメンタリー無双になり、地上波放送をほとんど観なくなってしまった。

それはそれとして、8月から始まったDiscovery Channelの新番組、「心霊スポット調査隊」がものすごいのだ。
http://japan.discovery.com/episode/index.php?eid1=888179&eid2=000000

どうものすごいのかというと、番組中に「やらせではありません」というテロップが入るのだが、「OK牧場の決闘」の舞台となったTombstoneという街に行き、当時からある劇場で夜になってから調査を開始したところ、劇場の管理者が言うには電源が入っていないスピーカーから、30秒に一回くらいのペースでエレキギターのような音が鳴るのである。
いや、これ日本の地上波放送でやったらものすごい反響があると思うのだが、番組中では調査隊の人たちはそれほど重要な出来事とは感じていないようなのだ。
それよりも、その街の墓地で撮られた心霊写真の方にずっと強い興味を抱いているのだ。心霊写真なんか偶然にそういう風に見えるように写っただけかも知れないのに!
考えるに、この調査隊のメンバーにとっては、心霊現象が起きること自体は当たり前で、現象をデータとして収集できるかどうかを主な関心事にしているのだろう。
Discovery Channelでは、ただ淡々と幽霊屋敷に入居してしまった人々の証言と、超常現象の再現シーンを流す番組をやっていたりして、軽くショックを受けたりしている。検証があるかどうかがドキュメンタリーの分岐点ではない、と考えればいいのだろうか。

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